ヤマブキ（上）とユキヤナギを植え付けた。
どちらも、子供の頃から大好きな花樹である。
この時期なので、何の木やらさっぱりわからないが、なんとか根付いて来春にはきれいな
黄色と白の花を咲かせてくれることを願うばかりである。
植え付け作業をしていると、相変わらず知らない人に声を掛けられる。
もう１１月も終ろうとしているのに、先日植えたバラがまだ沢山咲いているので、それを
指差して、『きれいですねえ、バラ屋敷ね』と言う人がいたが、バラはともかく家の方は
屋敷というには程遠い。
おでんを作ろうとスーパーで買い物をしている時、子どもの頃よく食べた真赤なウインナーが
目に留まった。
昔と同じ、魚肉オンリーの超安いウインナーである。
『今でも売ってたんだ』
即購入して、おでん鍋に入れてみた。
懐かしいだけではなく、相当おいしかった。また買おう。
ハウステンボスには、『ヴィノテーク』という素晴らしいバーがあったのだが、経営難のため
今年の6月に潰れてしまった（一応休業としているが）。
そこは、ワインバーであったが、カクテルも作ってくれた。
若い頃には、いいバーテンダーが作るカクテルが、なぜあんなにおいしいのかわからなくて
目を皿のようにして作る手順をじっと見て、『これならオレでも出来るな』と挑戦してみたが、
何度作ってみても無駄であった。
くやしくて、カウンター越しに『どうして上手く作れないんだろう、どこが違うの？』と聞いた
こともあるが、幾人かのバーテンから返ってくる答えは『それは愛が入っているからですよ』
というものであった。
なるほど。
ハウステンボスは、大村湾に面している。
いつ行っても、ほとんど波のない静かな湖のような海である。
そのせいか、周囲の雰囲気もどこかノンビリしており、波の激しい御宿とは大変な違いだ。
昨日、ハウステンボスから帰ってきた。
閉まっている店も多く、来園者も疎らでかなり寂しいカンジもしたが、顔見知りのバーテンダー
とも再会できて元気そうっだったし、園内のバラ達も大変きれいだった。
すでにバラのシーズンは終りかけているが、それでもいくつかの品種は、まだ充分に楽しむ
ことが出来た。
特に、白バラでは写真の『アイスバーグ』が、あちこで今は盛りと咲き誇っていたのが印象に
残った。とっても、きれいだった。
しかし、困った（？）のは、これまであまり関心のなかった『イングリッシュローズ』が、とても
素晴らしくて、どれもこれも欲しくなってしまったことである。
まあ、楽しい悩みではある。
明日から長崎のハウステンボスへ遊びに行く。
経営状況が思わしくなく、閉園ということも現実味をおびてきたので、今回で最後になるかも
しれない。
そもそも遊園地やテーマパークの類が大嫌いなので、ハウステンボスにも数年前まで訪れた
ことはなかったのだが、妻の強い希望で行ってみると、いっぺんに気に入ってしまった。
写真は、ハウステンボスに隣接する別荘地である。
ハウステンボスが今のような状況にならなければ、御宿ではなくここに住もうと考えていた。
なにがどうなるか、全くわからないものだ。
では、行ってきます。
温暖化のせいか、ウッドデッキで育てていたイチゴに花が咲いた。
あわててネットで調べてみると、室内に入れて暖かくしてやれば、クリスマス頃には実が生る
らしいが、大きいプランターを部屋に置くのは無理がある。
とてもかわいらしい花だが、赤い実は来年まで待つことにしよう。
私は天邪鬼で、流行りものやみんながいいというものには興味が無い方だが、ボジョレーは
妻が飲みたがるからと理由をつけて毎年買ってしまう。
御宿のスーパーでも、『予約承ります』の張り紙がしてあり、受け取り時には卵1パックを
オマケにもらった。
これは、東京よりもサービスが上である。エライ。
近所のスーパーが何でも高いと悪口を書いたが、最近は地元で採れた安くておいしい野菜を
置くようになってきた。
このところお買い得なのが『かぶ』である。
あまり大きくないが１０個入って５８円というのは、出荷元の農家には気の毒だが、うれしい
限りである。
かぶは実も好きだが、新鮮な葉っぱがとてもおいしい。
きれいに洗った後、ごま油と醤油で炒めて七味を振っていただくと、酒にもご飯にもよく合う。
夕方、空を見上げると一面のうろこ雲が広がっていた。
きれいと言うより、天変地異の前兆のような恐いカンジもする。
うろこ雲は鰯雲とも言うが、鰯は最も好きな魚のひとつである。
煮ても焼いても刺身でも、つみれにしてもおいしい。
最近は価格が上がってしまったために、あまり口に入らなくなってしまったのが悲しい。
ようやく晴れたので、残りのバラの植付をした。
ネットで見つけた四国のお店は、この時期でも花や蕾の付いた苗を送ってくれて、思いが
けずきれいなバラが楽しめた。大変うれしい。
バラ好きの人のブログを見ると、花の写真を沢山アップしていて羨ましかったが、今回ここ
にも写真を載せられて、これまた大変うれしい。
御宿とメキシコの縁については以前書いたが、諸々を記念して作られたのが写真の
メキシコ記念塔である。
高台にあるので登ってみると大変眺めが良い。
先日、新聞で読んだのだが、江戸時代に御宿で難破した船員を、海女が救助して人肌で
暖めて命を救ったというのはウソらしい。
その時代には海女は存在しないそうだ。
どうも、実もふたも無い話しだが、なんとか自力で上陸した船員の世話をしたのは事実の
ようなので、記念塔を眺めても若干ホッとする気持ちがする。
ジョギングコースの途中に大きな牧場がある。
写真の逆側は広大な牧草地で、時々牛が一面に放牧されている。
この牧場は、有機飼料のみで牛を育てるというのがウリらしく、１?の牛乳１パックが５００円も
するらしい。
まあ、試しに飲んでみたいが、牧場で直売はしておらず、東京まで行かないと買えないらしい
のが残念である。
地元でも売ってください。
月初は、暖かいというより暑かったのが、ここ数日気温が低下して、今日も朝から小雨が降り
続いている。
追加注文してあったバラの苗も、届いたものの雨の寒い中植えつけるのもかわいそうで、玄関
先の軒下に避難してある。
夜は、あったかい鍋にでもしよう。
