大寒が過ぎたら凄い日差し。
昼過ぎには、暑くてTシャツ1枚になってしまった。
毎年この時期は調子が良くない。
それでも、楽器が吹ければちょっとでも気休めになるのに、みんなで集まって演奏する
のも、チョットねえ。
調子が悪いと作編曲も全くはかどらない。
岩内佐織さんの『未来のトビラ』を合唱と管弦楽に書こうと思ったのに、筆が全く進まず。
録音しておいたブルックナーの5番を聴いてたら、涙が・・・。
ウラディーミル・ユロフスキの指揮が抜群なのはともかく、この5番ってブルックナーのイイ
ところ、ワルイところが全て含まれたような曲で、気分が頻々と変わると言えば褒め言葉で
終始ツギハギ感が半端ない。
子供の頃は、終楽章で1楽章のテーマが戻ってくるのがワザとらしくて、30年位前までは
あまり聴かなかった。
その考えを変えてくれたのが、当時勤めていた会社から発売された、ギュンター・ヴァントの録音。
やっぱ、一番最初にはイイ演奏を聴かないとダメみたい。