Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

これが最後のキャンプ旅行―Torreトーレのレストラン

2019-03-05 18:48:35 | ポルトガル18-19

クリスマス以来行っていないトーレのレストランへ行こうと思いたったのは3月初め。今月末にはポルトガルを去ると思うともう一度行きたいところが多い。

トーレのレストランは車なしだとずいぶん歩かなければならないから、簡単には行けない。この日は遠出もかねてタヴィラの駅に降り立ち、スーパーマーケット・アルディの後ろの田舎道を歩く。

 

 

野原は春菊の花が満開。

 

道端のかわいい野の花。

 

今を盛りに咲き誇るバミューダバタカップの花。雑草も絨毯のように咲くと見ごたえがする。

 

 

ススキや葦の一種でこの高さになる。茎はほとんど竹と同じくらいの硬さになる。

 

 

 

一軒のお屋敷の前庭はこの白っぽいアーモンドの花が満開。白っぽいのは甘いアーモンドが取れる。

 

 

肉厚の葉にはこの時期満開に咲く黄色の花、英国なら冬の寒さで一冬で死んでしまう。

 

 

 

金網で囲われたアボカド畑、大きなグリーンの実がいっぱいなっているがまだまだ固い。

店で売っているのも硬くてグリーンだけど、木で熟れた実はどんなにおいしいだろう。先日マイクが散歩で農家の近くを歩いていたらアボカド農家の人が落ちて売れないアボカドの実をくれたそうな。皮が深紅でとってもおいしかったと言っていた。

 

 

寒い英国では見ることのないポルトガル独特の野の花。

世話をされず見捨てられたオレンジの木はこのような末期、後継ぎがいない農家だったのだろう。

 

道端の水道。大きな輪を回すと今でも水が出てくる。

 

 

トーレというのはこの塔のこと、昔の見張りの塔だったのだろう。

 

 

このレストランの名前がどうしても読めないし覚えられない。それでトーレのレストランで話は通じるからこれでいいのだ。この日たどり着いたのは2時近くレストランの前の道路は両脇駐車場と化し、中もすざましいお客でいっぱい。

やっと開いていたテーブルを一つ見つけて落ち着いた。

 

このレストランへ来るといつも注文するモンコイカのオイル煮に、魚のフライを頼んだら焼き魚が来た。マーいいかと思い文句も言わず食べたが、多すぎて食べきれない。

結局魚2匹とサラダをビニール袋に入れて持ち帰り。テーブル係のウエィトレスが私たち二人で全部食べたと思ったらしく、ウワっと驚きの声を上げにやっと笑って行った。

 

 

 

満腹で電車でルズ(Luz)の駅から帰ることにしたが、2時間もあるので、ゆっくり道端の花を眺め写真を撮りながら歩いた。

 

道路わきのルズの教会を一度中を見たいと思っていたが閉まっていた。

 

もう見捨てられた水道システム、円の上についているバケツ様のものに水が入りまわって水をくみ上げるらしい。全くローマ時代からのアイディアじゃないか。

 

ルズの駅でも1時間以上も電車待ち、駅にはものすごく酸っぱいオレンジが鈴なり、レモンは木の上の方しかなっていなくて届かない、春菊も花盛りになると食べられない。もう食べることは考えなくていい。 この日は往復12㎞を歩いた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これが最後のキャンプ旅行―オレンジ買い

2019-03-05 17:30:57 | ポルトガル18-19

昨年11月以来日本へ帰国していた斎藤さんやクリスマス前後の1か月 スエーデンへ帰っていたけいこさん、それに妹さんのかずこさんの4人がオレンジ農家へオレンジを買いに行く相談。

素敵なフランスの車を持っている斎藤さんはアッシー君にフランス語の通訳兼業。

斎藤さんはフランスの大学を卒業して、英語、フランス語、スエーデン語など操る秀才。

 

 

 

 斎藤さんのフラットの前で皆が集まることにして、予定の時間に行くとフラットの塀に沿ってこの巨大な花が咲いていた。花と言ってもおしべとめしべだけで花びらはないがサイズは2メータくらい、今年初めて見かけた。

 

 

 そしてこの素晴らしく良い香りのする花も鉄柵に絡まって満開。

 

 

 

オレンジ農家はタヴィラのキャンプサイトから3-4kmで昨年までは歩いて買いに行くことが出来た。この農家へは2日ほど前に電話でどれだけほしいかを予約しなければならない。

このおばさんは以前フランスに住んでいたこともあり、フランス語とポルトガル語しか話せないので、今まではキャンプサイトのレセプションから予約を入れてもらった。

今回斎藤さんもひと箱10kg、私もけいこさんも10kgづつの予約を入れてもらったので、着いた時には箱詰め3箱が準備されていた。

ひと箱10kgが6ユーロ(750円くらい)採り立てだから新鮮で非常においしい。

 

かず子さんがこのミカンを一つ味見したいと斎藤さんに通訳してもらったら、それはレモンとオレンジをかけ合わせた珍しいものでまだ熟れていないからダメと言われた。熟れたときはとってもおいしいとのこと。ムムム・・・味見してみたいものだ。

 

 

 この農家は広大な屋敷一面にオレンジの木があって何千本の木があるのかわからないという。

 

 

 梅の木のような花が咲いていたが一体何だったのか、果物がなるに違いない。

タヴィラに戻って街角のカフェーで4人でコーヒーを飲みながらおしゃべり。久しぶりの日本語の会話はリラックスできる。帰りは斎藤さんが私のキャンプサイトまで送ってくれ、本当に楽しい半日だった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これが最後のキャンプ旅行―カセラ(Cacela)の朝市

2019-02-18 17:27:06 | ポルトガル18-19

カセラは私たちのいるコンセイシャオの駅からスペインへ向かう電車の次の駅、毎月第3週土曜日はタヴィラのマーケットが開かれるが、その翌日日曜日はカセラで大きな朝市が開かれる。

今まで誰からも聞いたことがなかったけれど、ドイツ人のクリステルが何時も行っていると言ったので連れて行ってもらうことにした。このマーケットはクリステルにとってこの冬最後になるそうで、彼女は3月半ばには帰国する。

朝10時半の電車で行くとカセラの駅の周辺は駐車場と化し、通りは屋台と人々でごった返している。

 

 

この写真に映っている電動車いすのおばあさんは私たちのキャンプ場に居る人、タヴィラでも出会ったが、あちこちに神出鬼没。

 

 

77歳には絶対見えないクリステル。このマーケットでもドイツ人の知り合いにあちこちで出会い、おしゃべりに忙しい。

 

 

牛が首につるしている大きなベルや様々な動物の首輪を売っていたこのおじいさん、クリステルがポルトガル語とスペイン語でおじいさんと長い間おしゃべりしていた。

 

 

春そのもののシクラメン、花屋さんには多種のお花が満開。

 

 

朝食を食べてこなかったクリステルはこの揚げ菓子が大好物。粉砂糖をしっかりまぶした大きなのにかぶりついていた。

 

 

ポルトガルでは獲れないタラはノルゥエーからの輸入品、有名なポルトガル料理はこの塩タラにまめやソーセージを入れてトマトソースと一緒に煮たもので、私も大好物。

 

 

ポルトガルの一番有名なコルクの皮で作られたバッグや財布。お土産店で買うより安いから、私も持っている。

 

この巨大なトマトはこの地で採れたものらしい。それにしても1㎏が3.5ユーロは高い。たまたま写真を写していたら、ポルトガル人の女性が一個買ってちょうど1kgだとお金を払っていた。このトマトは他の小さな種類よりずっとおいしいという。

 

 

まだ2月なのにこんなトマトの苗が売られている。15本で3ユーロ、欲しいけど買えない。

 

 

テント下の簡易食堂で焼肉とビールやワインを楽しむ人たち、一度行って一緒に食べたいが、後ろの長い行列を見れば、すぐ諦めがつく。

 

 

ポルトガルの観光お土産品。

 

 

おじいさんがたった1個残った竹かごを売っていた。1個5ユーロ、彼が自分で編んだんだそうで指のあちこちにプラスターを張ってい

た。持って帰るとまた亭主に文句を言われるかと思ったのに、帰って見せても全然気にも留めていない様子だった。しめたこれでまたいくらでも買えるぞー。

 

丸い大きな公園の周囲のオレンジの木々は実が鈴なり、その下に屋台が広がっている。

クリステルと2人一緒の白いレースで出来た上着を買った。インド製の綿と絹の混紡だという。二人とも気に入ってとっても嬉しく、来期に写真の見せあいをしましょう。彼女はインターネットをしない、アイフォーンも持たないという。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これが最後のキャンプ旅行―春菊

2019-02-17 18:11:02 | ポルトガル18-19

2-3週間前から野原で見つけた野生のほうれん草をお浸しにしたり、バター炒めで毎日楽しんでいる。

キャンプサイトのイギリス人やドイツ人に試しに食べないかと勧めても、皆しり込みして断られた。先週けいこさんのお家へ行った際、ショッピングセンターの後ろの草原で摘んだほうれん草を持っていきあげたら、ずっと以前から知っていて、食べていると言われて私の方がびっくりした。

おまけに 春菊は食べているの と聞かれてもっと驚き。

 

以前からこの花が春菊に似ているなーと思っていたけれど、確かめてみる勇気もなかった。

この第3週目の土曜日はタヴィラのマーケットが開かれる。

けいこさんと妹のかずこさんから、ショッピングセンターの後ろの草原に、まだ大きくなっていない春菊がいっぱい生えていると聞き、行ってみた。ほうれん草もあちこちふさふさと生え、春菊はあたり一面びっしり生えている。

もう花やつぼみがおおきくなっているのは避けて、柔らかそうな茎の太いのをビニール袋いっぱいに採った。

この日はお昼にオランダ人夫妻とお食事の約束で、一緒にレストランへ行ったが、野生のほうれん草の話をして勧めても、興味を示してくれなかった。亭主もお浸しやバター炒めなどは自分から進んで食べようとしないが、クッキングの中に刻んで入っているのは仕方なく食べている様子。

 

キャンパーに戻って、まずは大量の春菊を洗って茹で、ビニール袋に小分けして保存、一食分はお浸しにしてその夜に食べてしまった。

懐かしい春菊の味、もう忘れ去っていた日本の味だった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これが最後のキャンプ旅行―鎌田愛子さん

2019-02-17 17:40:01 | ポルトガル18-19

昨年11月21,22日にこのキャンプサイトで初めて会った鎌田愛子さん ( https://blog.goo.ne.jp/reikoh6/1 )は11月22日深夜にタヴィラから夜行バスでスペインへ発ち、ジブラルタルの港でフランス人カップルのヨットに乗って、カナリヤ諸島に渡った。

若い女性の一人旅はとっても心配と亭主と案じて居たところ、無事カナリア諸島のテナリーフに着いたとのイーメールが来て、安心していた。

それ以降音沙汰がなく、最近近況を聞こうとメールを出そうと思っていたところ、タヴィラのけいこさんからメールが入った。

 

それによれば愛子さんはヨットのヒッチハイクで大西洋を渡り、竹のいかだで西インド諸島をセーリングするフランス人男性のプロジェクトに参加して楽しんでいるとのこと。(https://vimeo.com/315963464)全く驚きびっくり。

こんなに勇気のある日本人に出会ったことがない。

そして昨日又けいこさんから送られてきたメールでは (https://napanyuma.hatenablog.com/)竹のいかだのプロジェクトから降ろされて、今度は一人であちこち旅していくことになるそうな。

最初のVimeoのサイトは Simaran という人の旅行報告に愛子さんが載っていて、2段目は彼女のブログになっている。

こうして彼女は地球のあちこちに出没しているのが見えて、もう心配を通り越し大いに楽しませてもらった。

たった2日間の出会いだったけれど、いろいろな人との交差は面白い。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これが最後のキャンプ旅行―タヴィラの森踏破

2019-02-09 11:07:15 | ポルトガル18-19

最近強風もなくなり温かい穏やかな日が多くなってきた。2月7日は今週初めての長距離を歩く決意。と言っても私はその朝1時間のヨガで昨年も出た左腰が痛くなりだし、あまり乗り気でなかった。

私がヨガに行っている間に亭主はサンドイッチを作り、コーヒーを魔法瓶に入れて私の帰りを待って居た。

 

あたりはアーモンドの花が満開で、田舎道では通り過ぎるのはサイクリストばかり。

 

道端のザクロの木々には腐ってもまだ木々にしがみついている実があちこちに見られ、どうして実の熟れているときに誰も採らないのだと腹立つ思い。あーもったいない。

 

 

もう何年も打ち捨てられた住居。ザクロ畑が収穫しないままで見捨てられたように、このような田舎の家は家族が亡くなって引き継ぐ人が居ないのだろう。

 

 

あたり一面のオレンジ畑。こんなに行儀よく並んでいると見事というしかない。

 

 

桃の花も咲きだした。

 

丘の上の一軒家。あたり一面の緑が素晴らしい。

 

 

この地域一帯の郵便ボックス。郵便屋さんはここでひとまとめに配ればよいけど、車のない年寄りがここまで郵便をとりに行くのは大変な苦労だろう。

 

高速道路下のトンネルを通っていくが、その向こうに2軒も新しい家が出来ていた。昨年はなかったのに。

 

 

山の斜面のアーモンド畑。

 

 

もう何年も水の流れたことのない川床。ポルトガルがそのうちに砂漠化するというのがわかるような気がする。

 

ワイルドラベンダーの先駆けで、あたり一面が紫色に染まるのは3月末。

 

乾ききった川床には車のわだちが見える。この川を横切ってタヴィラの森へ入っていく。

 

今年初めてのミモザの花もそこかしこ。タヴィラの森はユーカリの木とミモザの木からなり、ミモザの花はそこかしこ一番低い枝だけが花が咲いている。

 

まだ芽も出ていないイチジクの木には今年実る小さな実がついていた。

 

真っ青な空に飛行機雲が直線を描いている。

途中で休憩サンドイッチを食べ、コーヒーを飲み、元気いっぱいの亭主の後ろをついていく。

 

 

今まで何度もパークレザー(Park Lazer) のサインを見ながら一度も行ったことのないパークへ足を運んだ。なんとここはこのあたり一面で一番の高台で、海も遠くの山も一望に見当たせる。

景色以外にあるのは子供の遊び場だけでがっかりした。

 

サンタ・リタの町を通り過ぎると、もちろんあちこちの一軒家の門から猛犬が吠えまくる。

 

 

私の好きな野の花。

 

 

このあたりの野原や道端にふさふさと生えているのは野生のホウレンソウ。以前から気になっていたが勇気がなかった。最近食堂の2階の図書館で見つけた野生植物図鑑にこのホウレンソウ(スイスチャード)が載っていて、試してみた。

バター炒めにするととってもおいしい。たくさん採ってきたので茹でて、冷凍にしている。

この日は22km歩き私の足にまめができ、亭主も私も腰痛と足の痛さに悩まされている。この痛みが消えるまでは、もう2度と長距離のウォーキングには行きたくない。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これが最後のキャンプ旅行―一月の暖かい日

2019-02-06 11:45:48 | ポルトガル18-19

一月25日は寒い北風もなく青空の暖かい日だった。この日は2週間ほど前に行ったサンタ.リタから東に向かって歩いていくことにした。この前はサンタリタから北に向かい、途中から高速道路と平行に西に歩いたが、今回は海岸線と平行にスペイン方面に向かった。

 

 

キャンプサイトから歩いてすぐ近くの道端のこの花、珍しい花で今まで見たことがない。クリステルに写真を見せたらとっても興奮してぜひ実物が見たいと言っていた。

 

 

ポルトガルには空き巣狙いが多いらしく、行く先々の一軒家では必ず番犬を飼っている。

この猛犬も道路の反対側を歩いていても牙をむいて吠えまくる。屋敷の2辺が道路に面しているからどこまでも追ってきてうるさいこと。

 

イギリスでは庭を飾る花として売られているこのペリウィンクル(Periwinkle)もここでは野生の雑草。やや日陰の下草には星のように青い花が咲いている。

 

 

私たちの姿を見たとたんに、走り寄ってきたこの人懐っこい馬たち。ごめん、何も食べられるものを持ってこなかった。

 

 

英国ではまだ地面は凍り付いているだろうに、しっかり耕されて赤土が見えている畑、いったい何を植えるのやら。

海岸線の砂地ではこの白のブルーム(エニシダ)の花が咲き出すのはまだ1か月も先のこと。このあたりでは巨大な花房が満開。

 

 

大きな門のあるお屋敷、たぶんオレンジ農家なのだろう。この門からお屋敷までの道が遠くてお屋敷が見えない。

 

 

まだ芽も出ていないイチジクの木の畑、3月には小さな芽が出てイチジクの実もたくさんついている。実が実るのは6月ごろか。残念なことに私たちは6月はポルトガルに居ないから、タヴィラのキャンプサイトにあるイチジクの木々は誰もとる人が居ないため、すべて地面に落ちて腐っている。

この農家のイチジクは採って乾燥したのがマーケットで売られている。

 

 

サンタ・リタを通り過ぎて町はずれから見る町の様子。

 

 

 

どんな野菜を植えたものか夜の寒さを防ぐためのビニール覆いのしてある畑。覆いの間は雑草の花盛り。

 

 

この畑は果物の木が植えられているらしい。

 

石橋の両脇には汚い水たまり、雨が降って水が流れるころにはこの石橋の上を流れていくのだろう。車や自転車でなければ通れないこんなところは英語でFord (フォード)と呼ばれる。

 

 

道端の小さな農家の壁飾り、こんなふざけた飾りもある。宗教画ばかりじゃないんだねえ。

 

 

英国の羊は今頃屋内に入っているか雪に埋もれているかもしれない。このラッキーな羊たち。

 

 

 

野原は何処も雑草の花盛り。春爛漫!!!

 

通りのお屋敷の前庭のこの珍しい木。初めて見たが一体何か実がなるのだろうか?葉の付け根が団扇のようになっていて面白い。

 

 

ここでもバミューダバタカップの花が満開。

 

今日は10km歩いて隣の駅カセラヴェラへ着いた。1時間以上も待ってやってきた電車を見て思わず撮った写真。うわー!この電車に落書きが見当たらない。!!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これが最後のキャンプ旅行―カバナス・キャンプサイトの友達

2019-01-31 18:42:37 | ポルトガル18-19

このキャンプサイトへやってきてもう3か月が過ぎた。この巨大なサイトでは、隣や向かいに停まっているキャンパーの人々ともあいさつ程度で、名前も知らない。

タヴィラキャンプサイトからの体操仲間のマイクとシオナが一番親しい人たちだろう。彼らは湖水地方にBB(ベット & ブレックファースト)を経営していたが、一昨年でやめて家を改修して売りに出すとのこと。マイクは私より1歳下、奥さんのシオナはスコットランド人でまだ58歳。まだまだ働き盛りだからと、タヴィラのチャリティショップで、週3日の無料奉仕をしている。

マイクは昔学校の先生をしたこともあり、なんでもよく知っているから、タヴィラに居た時は、あだ名上手なアランからプロフェッサーとよばれていた。おしゃべり好き、人好きの彼には、油を売るという言葉を教えてあげた。

 

タヴィラでマイクの隣にキャンプしていたおじいさん・アリステァーは昔潜水艦の乗組員だったとのことで、昔船乗りだった我が亭主と話が合う。昨年秋からタヴィラのキャンプサイトで停まっていたが、あまりに寂しいからとこのキャンプサイトへ移ってきた。聞いたことはないが奥さんには死に別れて、一人でキャンプしている。クリスマス時期には2週間孫に会いたいと帰国していた。

独り身と言えば体操仲間で知り合ったドイツ人のクリステル、ご主人は5年前に亡くなり、一人で7.5メータのキャンパーを運転してこのサイトへやってくる。

子供もいなくて、自宅周辺には親戚兄弟もいないから、冬の間ここのサイトで大いに楽しんでいるのだろう。毎日いそがしい人でドイツ人の友達がお昼に誘って出かけたり、数十人のドイツ人散歩グループと一緒に歩き回ったりしている。

彼女は77歳というが背が高く贅肉のない素晴らしい姿で、一緒にサーキットトレーニングをしていても体の柔らかさは抜群、羨ましくなる。

私が作ったアフガン編みのブランケットを見て、ぜひ教えてほしいとのことで、彼女のキャンパーへ行った。ゆったりしたキャンパーでいろいろおしゃべりして、身の上を聞いたり写真の見せあい、彼女が作るかぎ針編みのソックス(部屋履き)の作り方を教えてもらった。今では一番親しい友達になった。

サーキットトレーニングをしている仲間のジューリーも2週間前、今日は私の誕生日よ。今日で58歳になった。と嬉しそう。”イヤー羨ましいねえ、私が貴女の年頃にはまだ退職まで2年もあると指折り退職の日をまっていたのに・・・・”

彼女はこのキャンプサイトの中にある個人のシャレーを買っていて、そこで生活している。そして彼女は捨て猫のチャリティーをしていて、毎週猫のえさをもって出かけていく。

毎週3日ヨガやピラテスを教えてくれるイギリス人のヘーゼルは、2週間前から2月いっぱい、インドへヨガの修練に出かけて行った。毎年この時期行っているらしい。

毎週水曜日午後はジムの隣の会議室でアートクラスが開かれる。キャンプサイトの中で水彩画を描いている人や編み物のおばあさんー彼女は足が不自由で電動車いすでトイレやシャワーにも行くが、アートクラスには車いすを下に置いて階段を歩いて上る。英国中央部の訛りのひどい人でいまだに名前を知らない。

このアートクラスにはキャンプサイトの人たちだけでなく、タヴィラやカバナスで家を買ったり借りたりして生活している英国人女性が5-6人いて、このクラスが彼女たちの集り場所になっているらしい。皆編み物やパッチワーク、カード造りをしているが、おしゃべりが楽しみで来ているのでうるさい。

いろいろな人がいるものだと感心しているこの頃。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これが最後のキャンプ旅行―三寒四温のこの頃

2019-01-31 17:20:58 | ポルトガル18-19

12月初めから今までに雨が降ったのは2回ほど、それも地面が濡れた程度だった。先週の英字新聞では今年も深刻な水不足になるとの大見出し。

近い将来、ポルトガルの気候は地中海対岸のモロッコと同じようになるとのことで、それが続けば 砂漠が広がっていくということだろう。

三寒四温のこの頃、冷たい風が停まるとすぐに近くを散歩している。

 

食べられるというこの花も色がとっても気に入っていて、見るたび写真を撮ってみる。 

 

 

 1月半ばからはアーモンドの花が満開。春爛漫と思わせるが、日本の桜のように豪華に咲かない。

 

 

藤棚のような高い木組みの棚いっぱいに広がり咲き誇っているこの不気味な花、色もサイズも気に入らないが、南国ならではの花だから好きな人もいるかもしれない。

 一月から三月ごろまでアルガーヴの周辺を真っ黄色に染めるバミューダバタカップの花。

初めて見たのがシシリー島だったから、この花は地中海沿岸の一番繁殖力の強い雑草に違いない。

 

 

カバナスの町から川渕に行くと、足長くちばしの長い鳥がえさを食んでいた。

 

 

今の時期は何処でも見られる貝採りの人々。河口に近い川端で水が引いていた。

 

 

鈴なりのパパイアの木だけれど葉が全部枯れてしまっている。果物は葉で作られた太陽の恵みから実るから、このパパイアはダメなのかもしれない。この農場にあるほかのパパイアの木はしっかりビニールシートに覆われていた。1月の朝夕は寒く、気温も5,6度まで下がったこともあったから、南国の果物の木には寒すぎたのだろう。

 

駅まで行く新しい散歩道を教えてもらったので、さっそく歩いてみた。

 

遠くにオレンジ農家が見え、木々の間が黄色のバミューダバタカップで満開。

 

 

 

 コンセイシャオ(consecau)の駅の周辺はどんどん新しいアパートメントが建っている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これが最後のキャンプ旅行―タヴィラのキャンプ仲間

2019-01-29 22:36:49 | ポルトガル18-19

昨年までいたタヴィラキャンプサイトの仲間たちが12月末から続々タヴィラへ帰ってきた。

まずはオランダ人のマールースと彼女の旦那のアドで、昨年はキャンパーも隣同士だった。アドは昨年夏に80歳になり、記念にロンドンへ数日行ってきたという。アドは退職弁護士で、昔ロンドンで数年住んで英語を習いフランスでもフランス語を学んで、数か国語が話せる。はじめ会った時はなんだか気難しそうな人という印象があったが、話してみるとユーモアのセンスがあって面白い。昨年春まで一緒にラジオ体操をして、彼の指導のストレッチもして皆が和気あいあいとしていた。

二人でタヴィラのキャンプサイトに落ち着いて、私たちのいる隣町のキャンプサイトまで自転車でやってきた。このキャンプサイトを案内して上げ、サイトのレストランで昼食、大きなビーカー満杯のワインを飲み、レストランの中庭でおしゃべりに興じた。

タヴィラのキャンプサイトは値段が2倍に上がったけれど、タヴィラの町まで歩いて行けるのが魅力で、当分タヴィラで滞在するそう。マールースの双子の姉妹も2月にはタヴィラへやってくるからそれまでは、よそへ行けないそうだ。

1月上旬ロジャーとペニー、ジョンとステファニー、ディヴとバーバラ、コリンとダイアンの4組が英国ポーツマス港からスペインのサンタンデル港へフェリーでやってきた。

ディヴは一昨年秋ポルトガルへの出発準備をしているときに、キャンパーの外に置いた踏み台から落ちて肩の骨を折り、ポルトガルへは来れなかった。今回タヴィラには一泊だけして、アルガ―ヴの西へ向かって行ってしまった。

コリンとダイアンは、昨年までタヴィラでキャンプしていたが、コリンの肺がんは手術不可能とのことで、今年は彼らの巨大なキャンパーを売り払って、近くのホテルの一室を長期レンタルして避寒している。

 

1月半ば、これら英国人の集りで作っているタヴィラ・ランチョン・クラブをいつものレストラン・チコ(Xico)で開催した。ワインを飲んでそれぞれオーダーした昼食で大いに楽しんだ。

 

一年ぶりの再会で積もる話も多く、食事の後は近くのコーヒーショップでおしゃべりに余念がなかった。

ジョンとステファニーは翌日からディヴとバーバラのいるキャンプサイトへ向かい3月頃にタヴィラへ戻って来ると言う。

タヴィラのキャンプサイトの急な改革で昨年までの仲間がバラバラになってしまった。

 

それから数日後にフランス人のウーバーとジョセリン夫妻が突然私たちのキャンプサイトへ訪ねてきた。彼らもタヴィラで親しくしていた仲間で、昔フランスの警察官だったウーバだけが英語が話せて、彼がいつもジョセリンの通訳を兼ねていた。

この夫婦、ジョセリンが18歳の時に産んだ娘の子供がもうすぐ出産予定で、彼女はひいおばあさんになるそうだ。ジョセリン68歳、ウーバーは58歳の変則夫婦。ジョセリンは若いころとっても美人だったらしく、若くして離婚後10歳年下のウーバーと再婚したというから、彼女の魅力は外観だけでなく性格が良かったのが一番の要素だったと思う。私より小さくてコロコロ太ったジョセリンにウーバーはとっても優しく尽くしている。

昨年2月まで毎朝一緒に7㎞の道を散歩していた英国人のスーは、ご主人と巨大なアメリカのキャンパーに乗っていて、最近スペインへ旅立っていった。

スーは元美容師で背が高い金髪の美人、ご主人の退職と同時に、自宅を売り払い、老後のために小さな家を買って今は貸家にしているそう。その差額のお金で長さ10メートルのキャンパーにベッドルームも2室、普通のアパートと変わらないサイズのゆったりしたキャンパーで年中生活している。

 

 

 

昨年も行ったネヴァダ山脈のスキー場目指して行ってしまった。行く数日前に私たちのキャンプ場へ訪ねてきて、一緒に近くのレストランでお食事、大いに話が弾んだ。

来年のことは判らないがとお互い確約は出来ないながらも、再会を約束して別れた。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これが最後のキャンプ旅行―晴天の郊外散策

2019-01-09 21:15:16 | ポルトガル18-19

 12月半ばからここポルトガルは天気が良くなり、1月になってからは晴天が続いている。今日1月9日は今年最高の温かい?暑い日で、風もなく、Tシャツ一枚で歩けるようになった。もう手遅れだけれど日焼けを恐れて,長袖のシャツも持って出かけたけれど、必要なかった。

 

 

11時から歩き始めてすぐ目に付いたのが、野生の水仙、もう水仙の咲く春になったのだと感銘。

 

 

 

この可愛い絵は住宅が散らばる通りにある、ごみ集積場の壁に描かれてあるもので、各絵にはビーズなどが貼られている。

 

もう使われていない貯水池なのか、それともこの日照りで乾いてしまったのか、巨大なそして立派な池が道端にあった。 

 

 

リーダーの牛は首にベルを付けていて カラコロ と鳴る。まるで人間を見たことないように通り過ぎるまでじっと見つめられてしまった。

 

 

 広大なビニールハウスが並んでいるところへやってきた。目隠しのためかグリーンの幕の向こうに常緑樹の苗も植えられていて、いったい何が植えられているのだろう。もしかしてマリワナかしらなどと思ったが、温室の開いているところを見れば、私の背丈よりも高いラウズベリーの苗がずらっと並んでいた。

本当は以前行ったことのある道を高速道路のトンネル迄と歩いたのに、いつからか全く道を間違え、遠くに見える白い町まで行こう。何しろ地図も持たず、あてずっぽうだったから。

初めて着いたサンタ・リタの町は小さくて、レストラン一軒もない。 今朝私がサーキットトレーニングをしている間に、亭主がサンドイッチを作りコーヒーをフラスコに入れて準備していてくれた。町のベンチで昼食。

 

 

 

 このサンタ・リタの町の周辺はアーモンドの花盛り。今年初めての花は、やっぱりポルトガルの早春なのだ。

 

サンタ・リタを過ぎてすぐ高速道路の上に架かる橋を渡った。この高速道路とほとんど平行に、森の中の道路が伸びていて、コンセイシャオへと道路標識があった。

 

 

 車も通れる立派な道路だけど舗装されていないから、車が通れば土ぼこりがひどい。幸い一台も通らなかった。

 

 

 

 道端のこの白い木はユーカリの木で、樹皮がむけてこんなきれいな木肌になるらしい。樹皮はからからに乾いて自然にはげ落ちてくる。

 

 

 

昨年まで何度も来たことのある高速道路の下のトンネルを通り、オレンジ畑の写真を撮って、遠くに数時間前通ったビニールハウスのグリーンの幕が見えた。

谷間を挟んで道路が平行に走っていたのだ。

 

 

昨年植えられたばかりのオレンジ畑には、小さい木ながらもオレンジがしっかりなっている。日本なら千枚田、ここポルトガルのオレンジ畑は階段畑。

 

 

オレンジもレモンも1月に入るとマーケットでも安くなってくる。これだけ生っていれば安くておいしいオレンジが買える。。来週オレンジ農家から10㎏を5ユーロで買ってこようと計画している。

 

 

コンセイシャオの町へ戻って、よそのお家の前庭に鮮やかに咲いていたハイビスカス。

今日は温かいポルトガルの早春を満喫した5時間だった。今日の歩行距離16Km

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これが最後のキャンプ旅行―タヴィラのクリスマスツリー

2018-12-29 19:14:16 | ポルトガル18-19

 

 

 娘たちとこのタヴィラに居る間だけタヴィラのクリスマスデコレーションを見ることが出来る。木曜日の夕方まだ明るい6時半にポールと出かけた。旧マーケットスクエアーではメリーゴーラウンドが回っている。

 

 ここのクリスマスデコレーションはあまり派手ではなく、たぶんほかの町の昨年の飾りを交換したか、リサイクルしているに違いない。

 

 短いストリートには細かい電球で雪の降るようにかざられている。

 

こんなにシンプルな飾りだけれどなかなかきれいで感心。

 

 この飾りは昨年と違うから、たぶんファーロの飾りをリサイクルしているに違いない。

 

 

 この飾りは今年初めて。

 ここの飾りも今年初めてでとってもきれい。

 ローマ橋を渡って対面からのスクエアーはとっても素晴らしい。

 

ローマ橋から反対の壊れかかった橋付近からの撮影、今年年末の花火は見に来れない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これが最後のキャンプ旅行―サンタ・ルチアとタヴィラ・アイランド

2018-12-29 18:23:32 | ポルトガル18-19

サンタ・ルチアはタコ料理が有名らしい。もう何年もサンタルチアに来ているが特別そんな話を聞いていなかった。

ところが娘はインターネットで、すべてのインフォメーションを得ていて、ぜひここでタコの料理を食べるのだと頑張る。

 

タヴィラから歩いても行ける距離のサンタルチアは海辺の小さな漁村で、海岸沿いにレストランやカフェーが並んでいる。

 

一軒のお店のショーウインドーに面白いタコの置物、このお店の奥で作っている。

一軒のレストランの前に置かれたテーブルといすでお食事、タコの炭焼きやタコのシチュウ、タコのサラダなど食べてご機嫌な娘夫婦。普通のポルトガル料理よりもずいぶん高かったそうな。私は明日払うからとこの日はただ食い。

タコは自宅で料理するとどうしても固くなるが、ここのタコはとっても柔らかくておいしかった。このレストランは私たちが食事を終わるころには満席で、通りを通る人たちは、やっぱり人が多いところはおいしい食事ができることを知っているのだろう。

 

 

 

満腹したところで、サンタルチアの向かいに平行に伸びているタヴィラ・アイランドへ行くことにした。

島は短い橋で結ばれ、そこには小さなオープンデッキの電車が走っている。

 

ジュードは珍しくおとなしく電車に乗って島の真ん中のレストランまで行った。

 

 

この島の海岸もきれいな砂浜で、夏にはホリディ客で満員になるのだろう。泳いでいる人が2人いたが、ジュードは波打ち際で大喜びしていた。クリスマス後のホリディ時期でここには家族連れが多かった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これが最後のキャンプ旅行―ボクシングデイ

2018-12-27 22:45:25 | ポルトガル18-19

クリスマスの翌日26日はボクシングデイと呼ばれる祭日。ボクシングは拳闘ではなくて、昔はクリスマスに働いていたお屋敷の使用人たちにBox (箱)に入ったプレゼントをし、一日休暇を与えられたところからきた言葉だそう。

ここポルトガルにはそのような休暇はないから、お店やスーパーはクリスマスの日だけ閉まる。

娘たちはあと数日で帰国するから今のうち、太陽の出ているうちにと、モンテゴード―へいった。

ここの海岸は私にとって、一番きれいな海岸線だと信じている。

 

 

砂浜に降り立ってすぐ、靴も靴下も脱いで砂遊びを始めたジュードを水辺迄連れていった。

毎年ポルトガルへきていても海辺は初めて、英国でもプールはいつも行っているが海へ連れて行ったことがない。

波が打ち寄せるのが不思議で、同時に面白くてたまらないらしい。

 

 

 

 

大きな波が来ると怖いのか両親の手にぶらさがっている。

 

膝までたくし上げていたジーンズも濡れたため脱がして、パンツだけ。

 

 

 

こんなに興奮して喜んでいる姿を見たことがない。娘は来年夏は海辺での夏休みを考えているそうだ。

 

 

昼食は海岸と平行に並んだレストランの一軒でサラダや、サンドイッチなどをたのんだ。テーブルマナー悪かったジュードもやっと聞き分けが良くなり、テーブルでレゴで遊んでいる。

 

 

昼食後も海から離れたくなくて海岸へ行ったが、午前中より波が高くなっていた。

ジュードにとっては、エキサイティングな一日だった。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これが最後のキャンプ旅行―ジュードのクリスマスプレゼント

2018-12-27 21:37:25 | ポルトガル18-19

 

クリスマスの朝、ジュードは彼の両親から消防士の衣装一式をもらった。

毎日おもちゃの消防車で火事を消すべく走り回っている。消防車も日本流に行くならウーウーウーかピーポ、ピーポ、ピーポとサイレンを鳴らしながら走っていくが、英国流は違う。ニーノ、ニーノ、と鳴らしながら行くそうで、私がピーポーというと違うと怒るのが可笑しくて毎回同じ会話をしている。

 

このミニ消防士は衣装が気に入って部屋中想像の火事を消して走り回っていた。

お昼近くパトリックは自慢のミニ消防士をタヴィラの消防署へ連れて行くことにした。

 

 

クリスマスのこの日も晴天で温かく、公園内の小さな池では亀が日向ぼっこ。

 

ミニ消防士は本物の消防車に乗ってとっても喜んでいた。

 

本物の消防士が出てきて一緒に写真を。

 

次の消防士は彼のヘルメットをジュードにかぶせ、同僚を呼ぶ。

 

 

 

次々本物の消防士が現れ、皆で記念撮影。この写真をフェースブックに載せてよいかとパトリックに許可を得ていた。

 

 

帰りのローマ橋ではいつも立っているパーフォーマーにパトリックがお金をあげ、ジュードが見とれていたが、お互いに敬礼しあっていた。

 

 

さすがにクリスマスの日はお店もレストランも閉まっているところが多く、川渕でただ一軒開いていたレストランで、ジュースやコーヒー、ビールを飲んでクリスマスランチに帰宅した。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする