6月に入って温かい日もあり、昨年10月初めにまいて出かけたケシの苗が大きくなり花が咲きだした。
昨年は自家製たい肥を土に混ぜ込んで野菜畑の周囲に蒔いたのと、前庭の一角今までけしが咲いたことのない花畑にたい肥をしっかり入れたところが、ものすごい勢いで伸びて一番高いので190センチくらいになった。
毎年一重のけしは花が終わり次第種ができる前に切ってしまうので、収穫する種はダブルの花のに決めている。それでも一重の花は強くて初めに咲き出すのは一重の色とりどりの花なのだ。
昨年友達からもらった赤の八重の花、これも背丈が150センチくらいになっている。
何となく紫がかった花は特別変異。毎年変わった色や花が現れる。
ほとんど白に近いピンクの八重は、苗が巨大すぎて倒れてしまい、つっかえ棒に寄りかかって生きながらえている。それでもたくさんのつぼみから花が次から次と咲いている。
踊り子と呼びたくなるようなこのポピー。
毎朝バンブルビー(クマン蜂)がたくさん飛び回りいろいろな花に花粉を撒いていくから翌年の花がどんな色やタイプになるかわからない。
一重の花は終わるとすぐに種ができる前に切り取る。それでもほとんどがこんな風に一重の花だ。
一本の茎から見事に咲き出した八重の花。
赤の八重は今年が初めて、それもこの花は直径20センチほどの丸い球のようになって咲いた。
ケシの花は長持ちしない。2-3日で花びらが散ってしまうが、次から次と咲くから、毎朝まずは一番に花を愛で、写真を撮り、昼も夕方も時間のある時に眺めている。
昨年白の種を分けてもらい、黒の花の種はインターネットで買って植えたが、芽が出てこなかったので4月1日にまた蒔いた。これが今20センチくらいに成長しているのでそのうちに咲くかもしれない。こうして長い期間楽しめるだろう。