クリスマスとその翌日にはほどんどのレストランが閉まって、外食大好きの娘夫婦も家庭料理で2日過ごした。27日には、毎年行くトーレ(Torre)のレストランへ行こうと11時には出かけたので、早く着いてしまった。
海岸の湿地帯を散策していると,ここにもプラスチックのごみがあちこち見られる。
娘が環境保護論者の一人として、肉食否定したためか、娘婿も触発されてあちこちプラスチックのごみを拾って歩いていた。
トーレのレストランは昨年まで安くておいしいと娘が特にひいきにしていたところだけれど、
今回早く来すぎたためか、たぶん火も完全に熾火になっていなかったせいだろう。
おおきな鯛は中が焼けていない。
一番楽しみにしていた小モンコイカのシチュウは焼けすぎ。
小イカのシチュウはおいしかったが4人半で食べるには少なすぎ、あとは魚のフライとアルコールなしで、チップも入れて100ユーロも払った。
相当がっかりして娘はもうここには来ないといった。昨年は2回も足を運んだのに。5年前に初めてここへ来た時の4人で食べた料理はもっと多かった気がするが、料金はこの日の半額だった。いつの間にはこの田舎でもインフレーションが激しい。
このトーレの隣町のフセタ(Fuseta)はもう15年前初めてキャンプしたところだけれど、昔はずっとひなびた田舎町だった。昨年娘たちを連れてきて以来、海が気に入ったらしくぜひここへ来たいという。
ここの海は海岸に平行して長いタヴィラアイランドが伸びているので、大西洋の荒波は直接砂浜に押し寄せることがない。水は澄んで小魚や貝が砂地に居るのが良く見える。
私も20年ぶりぐらいで足だけこの水に浸かったけれど、あまりの冷たさに震え上がった。おまけに寒冷蕁麻疹が出て足が真っ赤になりかゆくてたまらない。乾かして温まってやっと収まった。
まだ4歳半の孫は携帯で漫画を見ている時だけおとなしい。一体どんな大人になるのだろう。