毎月第3週目の土曜日にタヴィラでは大きなマーケットが開かれる。
12月のマーケットの日は嵐の最後の日で雨風のため行けなかった。それでもクリスマス前でマーケットは開かれたらしいが、ほとんどの買い物客が行かなかったから閑散としていたそうだ。
先週のマーケットの日も朝から小雨が降り、新聞の天気予報でも雨と言われていたが、亭主の病気で来月までここに居れるか判らないからと、レインコートを着てショッピングトローリーを引っ張って電車で行った。
以前から欲しかった金柑の鉢植えを15ユーロで買った。実がたくさんついていて、とっても嬉しい。昨年レモンの木を買って娘に上げたら、今では大きなグリーンの実が2個なっているし、小さな白い花が3-40個も咲いているそうだ。
この大きなオレンジが10個入りで2.5ユーロだった。英国で買うよりちょっと安いくらいだろうがとっても新鮮で甘くておいしい。
大きな柿も2㎏で2ユーロ、9個入っていた。これなど確実に安くておいしい。
新鮮な人参は葉の方が欲しくて買ったが、私の前の人が葉はいらないから切ってくれと言ったので、切った葉も一緒にもらって来た。
キャンパーに帰ってからこの葉をきれいに洗って熱湯でサーっと茹で、ゴマ醤油で食べた。癖があるから好き嫌いの差が大きいだろうが、私はこれが大好き。数年前、金持ちの英国人にこの人参の葉を紹介して、それ以来彼も人参の葉が忘れられないという。
マーケットの前にスーパーへ行って一週間分の食料を買い込んで行ったから、あまりに荷物が多くて重くなり、英国人が経営するチャリティーショップで働いている英国人のSさんに仕事が終わったら金柑の鉢とショッピングバック1袋を持ってきてもらうことにして、電車で帰ってきた。Sさんは友達の車で一緒に帰るから安心して頼める。
このマーケットは土産物や日用品、衣料品などもたくさん売られているが、過去5年のタヴィラ在住時に温かいスパッツやレースの上着やノースリーブなどたくさん買ったから今回は雨のため見て回ることもしなかった。
この野生のほうれん草、まだ雑草が伸びていない野原や道端ですくすく伸びている。いつもたくさん採ってきて亭主に食べさすスープにもたくさん入れる。こんなに勢いの良いほうれん草、きっと栄養もたくさん入っているだろう。
12月にはどこにも見られなかった春菊が今日はこんなにたくさん採れた。
野原へ行くと至る所に若い芽が出ていて、雑草の中に混ざって生えているのは結構大きい。サイトの水道できれいに洗っていると3人の女性からいったいこれはなんだと聞かれた。春菊は日本人と中国人しか食べないとポルトガル在住の日本人ブログに書いてあった。ヨーロッパ人から見ると私たち変なものを食べると思っているだろう。