この日は英国でも珍しい猛暑だった。帰宅して裏庭に面したフレンチウインドウを開けた途端熱風が吹き込んできた。
室内温度は29度、もう50年もこの国にいると寒さには強くなるが、暑さには耐えられなくなる。ただ日本ほど湿度が高くないだけが救いだろう。
友だちからのメールによれば29種の花が植えられているそうだが、1種類でも花の色が何色もあってはものすごい種に違いない。
チケット売り場の近くのインフォメーションでは、この企画はバーバリーがしたものと言う。
バーバリーと言えば日本でも良く知られている高級レインコートで有名、こんなお店が収益の一部をこうして社会に還元するとは本当にうれしいことだ。
このモートは2014年、第一時世界大戦終戦100年を記念して、戦死者の数だけの真っ赤なポピーの花を植えたところ。ポピーは陶器で作られていて、私もその時ボランティアーとしてこのモートに入ってポピーを植えた思い出の場所。
2014年9月のブログ記事一覧-Reiko's Travel 記事と現在の英国事情 (goo.ne.jp)
たとえミックスフラワーでもしっかりと色分けされており、無造作に種をまいたのではないことが良く分かる。やっぱりしっかりした専門家庭師の仕事だろうとおもわれる。
チケット売り場は長い行列でその人たちがロンドン塔内部に入るのか、花畑をめぐるのかはわからなかったから、午後1時にタワーを去りロンドンブリッジ駅へ向かった
サウスバンクのロンドンブリッジ駅への途中、インドアーのレストランの明かりと、ガラス窓に映る公園のひとたちが面白くてこの写真を写した。なんだかこの世でないような幻想の世界。
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