ペルシャ、ギリシャの特別展と同時に中国展も5月18日から始まった。いつも特別展は有料で、始まった最初はものすごい人、今回は中国人が多かったそうだが、6月に入っての週日では行列を付くほどでもなく、自由に写真を撮ったり見て回ることができた。
17世紀明王朝を滅ぼし、清王朝が中国を征服,栄華を謳歌した260年間の文化展。皇帝の上着は9頭のドラゴンが刺繍されている。
1860年以前では政府高官や金持ちの商人たちが、このような容器(Snuff Bottleという)にたばこを詰めて一種のステイタスだった。
此の上着は1875-1908年に清王朝を治めた少年皇帝が着たものと思われる。
さすが中国ならではの立派な大壺。
中国オペラに使われた衣服。
蒙古やチベットの仏教が清王朝では信じられた。日本にもある千手観音にやや似ている。
軍隊の騎手隊長の衣服、日本の鎧兜に匹敵する。
清王朝の女性のファッションと取り外しのきく襟。非常に豪華なものだった。
女性のかぶった冠?帽子?
王朝内の女子供の生活を描いた絵画。
我が家にもよく似たような置物がある。
子供の衣服だがパッチワークで作られた模様がすごい。
子供用のかぶとみたいなものだろうか?
女性が外出用にかぶった帽子。
王朝の高位の女性は子供の時から足を縛って、小さい脚ほど魅力的と言われサイズ10センチほどの纏足の靴。女性が逃げられないようにした。
漆塗りの黒枠に金色の絹を貼り薄い木片や貝で模様を描いた屏風。
20世紀に入った中国では英国へ行ってきた中国人による英国の風景や汽車の絵などが展示されていた。日本が明治初期外国の生活や風景などに興味を持って書き表した書物が多かった。
約1時間ほどで特別展を見て、博物館を出ると素晴らしく良い天気でとにかく暑い。
沢山のグループの学校の生徒たちが、見学に来ていたが、子供たちが見て楽しむものがあるかは???