娘は孫のジュードの休みの間、あらゆる経験をさせるためにいつも予約を取って出歩いている。昨日日曜日の午後は、セヴンオークスにあるアルパカウォークに行かないか?と誘ってくれた。ここは田舎の小山全体がシャクナゲに覆われた小さな農場兼お店で、入場料無し。アルパカの食べ物や食堂でのスナックなどにお金が要る程度。
かわいい2頭のアルパカはこの時期毛を刈られて、バリカンの跡目がくっきりした夏姿。冬は毛が20センチほどになるそうで、刈り取られた毛はどこかの工場へ売られていくそうだ。
刈った毛を触らしてもらったが羊の毛よりずいぶん柔らかく、カシミヤなどの高級衣類に使われるのだろう。
アルパカとラーマの違いはアルパカがずいぶん小さいそうだ。
ふぃたりの若い飼育係に連れられて、私たち見学者20名ほどは、細い山道を登った。
あたり一面色とりどりのシャクナゲが今盛りに咲いている。
2頭のアルパカは大変おとなしく、途中の道端で道草を食べながらのぼっていった。
親子連れが多かったから、途中の道から子供たちが一人づつ、アルパカの綱を引いて10メーターほどを登り降りする。必ず2頭が一緒に登らないと拒否されるので、もう1頭が準備できるまで道草を食べながら待っている。
この山全体にいったい何本のシャクナゲがあるのか分からないが巨大な錦の小山という感じだった。
帰りの道端で見つけたこの花、ノルウェーの山辺でたくさん見かけたがイギリスでは初めて見た。
帰ってお食事時間、袋の中には穀類が混ざったもので一袋1ポンド、もちろんどこの親も子供たちに経験してほしいから買って、手から食べさせていた。
お店も大小の鉢植えのシャクナゲが売られている。シャクナゲは庭に植えると、大きくなってほかの植物が育たなくなるから、こんなところで見るのが一番望ましい。