ジュードは今年8歳になる。彼の誕生日は5月27日だけれども、毎年5月末は学校のハーフタームと呼ばれる1週間の休みとぶつかる。すると親は子供の休みにほとんどどこか旅行に行っているから、学校の友達と誕生日を楽しめない。
それで娘は今回のパーティを企画予約した。
場所はセカンダリースクール(11歳から18歳までの学校)の広大な食堂でローラースケートパーティをやるというもの。日曜日の朝から娘の家で巻きずしやサンドイッチを作り枝豆をゆで、娘はインターネットで買っておいた参加人数分のランチボックスに、寿司かサンドイッチを詰め、一番下の容器にフルーツの詰め合わせ、子供の好き嫌いとアレルギーの有無を確かめて各ボックスに名前を張り付けた。
ジュードはおっかなびっくり私がしっかり捕まえて2周りもしたら、よほど怖かったのだろう。小さな女の子たちがすいすいと滑っていく。背の高いDJの男性がヘルメットにマイクをつけて音楽に合わせ子供たちをリードする。
途中で靴が合わなくて足が痛いというから、行ってアジャストしてもらった。
スケートをしたくない子供たちのために家からたくさんのゲームも持ってきていたので子供たちはそれも忙しい。
靴が足にフィットしたらしく自分一人で歩くように何周もして、娘とパトリックを喜ばした。ローラスケートは2時から4時までその後1時間誕生パーティで、DJ が皆にHappy Birthday の歌を歌わせた。それも何回も。
お寿司の嫌いな子供は少なく、べんとうBox には5個づつしか入れなかったら、
大人用に持って行ったお寿司の半分以上が、何度もお代わりに来た子供たちに食べられてしまった。チーズサンドイッチは誰も欲しがらない。最近ではスーパーでも寿司を売っているくらいだから、寿司を食べたことのない子は数人しかいなかった。
締めくくりはバースディケーキにろうそく8本立てて、またDJがHappy Birthday Dear Jude と歌ってパーティを終えた。大人も子供もローラスケートで汗を流し楽しかったらしい。なんとも変わったパーティだった。