ナザレはアルコバサから西に14kmの海辺の町。
名前の由来は8世紀にこの土地を訪れた僧が携えていたマリア像がイスラエルのナザレからのものだったという。このマリア像が今もノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会に安置されている。
ナザレの町は海岸の下町と崖上の旧市街に別れていて、まずはじめについた海岸線の下町は、日曜日の大きな市場が開いていた。早速行って、野菜、果物、魚などを買い込む。日曜日は漁師もお休みのはずだから、買ったいわしは昨日のものか。1kgが5ユーロもしたから、これは足元を見られたに違いない。
市場や町を歩いている年よりはこの土地独特の服装をしており、7枚重ねのミニスカートにエプロンとひざまでのウールのソックス、毛糸の肩掛け、おまけに未亡人はこれが全部黒だというから、なんだか昔に戻ったような。
下町から旧市外の崖上までケーブルカーが上下している。下町の駐車場では保安の確証が出来ないから、キャンパーで長い坂道を登って、うまい具合に駐車場を見つけた。すぐ近くにナザレ教会この建物は17世紀のもので石柱や階段などを近くで見るとずいぶん年代を経ているのが判る。400年も大西洋の風に吹き付けられれば石ももろくなるというもの。
中はこじんまりとした、カラフルな祭壇や小さなパイプオルガンが在った。
この近くのミゼリコルディア展望台から見る下の町や大西洋は絶景!!!今日は天気がよいせいもあって、海はどこまでも青く赤い屋根に白壁の家々は、どれだけ写真をとっても飽き足りない。町の南側には丸い堤防に囲まれた港がみえる。昔はこの港がなかったから、砂浜に漁船を引き上げていた古い写真があった。
この高台の岬には17世紀のサン・ミゲル要塞が在り、現在では灯台が設置されている。
旧市街の広場はぐるりとお土産店が店を構え、もうシーズンオフのこんな時期でも、閉まっている店などない。ナッツやお菓子を売っている屋台の女性はこの地区の民族衣装を着ていたので、遠くから望遠でこの写真を写した。
広場の近くのジョアキン・マンソ博士民族・考古学博物館は午後2時半開館と在って、それまで昼食を摂って開館を待っていた。中はとっても小さく博士の自宅を博物館として開放したもので、展示物で興味を引いたのは、土地の漁師や女性の服装などユニークなものが多い。
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