姉チャンZ 感想

2012年02月02日 21時39分14秒 | ▼ビデオゲーム

どうも、ren.です。
日本海側、特に東日本が大荒れのようですね。
配送品が遅れる可能性があるとの連絡が来ましたよ。
こちらは今日も乾燥した寒さで、外にいるとドライフルーツになりそうです(w

 

さて、「姉チャンZ」を一通りクリアしたので、軽く感想をまとめようかな。

● 「お姉チャンバラZ カグラ」 XBOX360/D3パブリッシャー
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/a8/029f5bed6a33abe1d444cd4916e80d50.jpg?random=906a47f46df5d43a4dcfae46f8a262ac

▼ XB360 お姉チャンバラZ ~カグラ~ 4Gamer.netプレイムービー

ゲーム概要は上の動画(7分強あります)で観てもらうとして、「姉チャン」シリーズ(私はPS2の時代しか遊んでいませんけどね)の正当進化作品になっています。

ゾンビの群れをCOOLコンボでばさばさ斬って、かっこよく血糊をビッとはらう楽しさは変わりません。
今回は武器とコンボルートの種類も適度に多いので、自分なりの戦いかたも研究出来ます。
結局、ワイヤーナイフのXコンボばかり使っちゃうけど(w

「Z」で増えたのは、ヴァンプスキル。
ボスを倒すことで種類が増え、一人に付き3種まで装備が可能。
ミサイル状の血の塊で直接前方を攻撃したり、自分の分身を作って同時攻撃したりと、なんだか「ダブルクロス」に出てくるブラムストーカーのエフェクトの如し(w
ただ、これを使わないと上がらない評価システムはどうかと思うな。
「THEメイド服と機関銃」でも"機関銃を撃つと評価が下がる"という謎システムがありましたが、そういう意味ではSIMPLE2000シリーズ時代と変わらぬ安心感?

暴走は赤オーブや血塊でいつまで暴走していられた旧作と違い、時間制で解除されるようになっています。
喰らいモーションのない暴走状態を維持できないので、そういう意味では力押ししづらい改変。
今回はマッドマンから確実に血塊が手に入るわけではないので、あくまで「タイミングよく暴走したらラッキー」程度か。
いや、ちゃんと攻略するなら、考えなきゃいけないのかもしれんが(w

ゲームモードは、ストーリーとミッション。
神楽・沙亜也姉妹の物語を追うストーリーモードは、のんびりやっても5時間くらいでクリアが可能。
高難度になるほどキャラも成長しているので、時間は短くなっていくはずです。
特に最高難度のBERSERKでは、常に暴走した状態(女神像を使えば、その時だけ回復)なので短時間で進むことが出来て、それまでとはゲーム性が変わるほどの爽快感です。
ミッションモードは、指定された撃破数だけゾンビやボスを倒していくタイムアタック。
最高評価のVを取るためには、戦いかたをしっかり考えないといけないので、やりこみに向いています。

ゲーム中に特定の条件を満たすと、クエスト達成として追加コスチュームが手に入ります。
コスチュームのコーディネートは細かく、アクセサリー類は座標を設定することで、頭に付ける物を足に付けたり、大きさを変えたり、形をゆがませたりすることも出来ます。
まあ、この辺は「お姉チャンバラZ 尻尾」とかでググれ(w

さて、ここまでゲームの紹介を書きましたが、発売後にこのゲームで最も話題になったのは、フリーズバグ。
ゲーム中に動きが止まり、ゲーム本体の電源を落とさない限りにっちもさっちもいかなくなる、というもの。
環境によってバグる場合があるというものと、確実に再現性のあるものと、2つが確認されています。
私もゲーム中の不意なフリーズを2・3回、再現性のあるというものを試して1回、フリーズしています。
ゲーム時間を考えると、私は少ないほうなんでしょうね。
DLCの追加コスチュームを導入すると確率が上がるという報告もあるので、私は買っていないからかしら。

そのDLCというか、アンロック商法については、まあ、私も好きじゃないけど時代だわなぁ。
ドリームキャストの頃から論じられていることだから。
ただ、メーカー側がアンロック解除DLCがメインだと思っているなら、せめてソフトの値段は下げて欲しいのが正直なところ。

私がこのゲームでストレスが掛かるのは、全てのボスキャラと、ウェアウルフなど一部のキャラクターの判定が、やたら強いこと。
こちらの攻撃がヒットしているのに喰らいモーションなく反撃してきたり、こちらの喰らいモーションが解除されないうちに長い連続攻撃が当たり続けるというのは、せっかくの爽快感や緊張感をあっけなく崩壊させてくれます。
対象を補足しづらいロックオン視点や、壁際でコントロールが聞かなくなる視界変更も伴い、回避ステップを無意味に繰り返すことに。
しかし、前述の連続攻撃に入られると、その回避ステップで抜けることも出来ないという酷さ。
まあ、旧作にもあった現象ではあるのですが、せっかく"チャンバラ"を冠しているなら、その辺の丁々発止を楽しみたいんだけどな。

そんな大きなマイナス面も勿論あるのですが、それでもアクションゲームとしての完成度は高いです。
ゲームオーバーにペナルティも無く、別のチャプターやモードでオーブやアイテムを稼いでいれば、適当にボタンを押しているだけでも「俺、かっこいいプレイしている」と思えるうえに、ちょっとボタンタイミングを工夫するだけでさらにCOOLコンボという爽快感を得られるというのは、広い層が楽しめる良作の条件にかなっていると思います。

なので、せめてフリーズバグに対するパッチ配布なり、ソフト回収交換なりだけは、メーカーに求めたいところです。

コメント
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