む し あ つ い 。
どうも、ren.です。
窓を開けて風を通しても、室温30度。
雨が降るという予報だったのに、湿気だけ上げて、挙句の果てに雨雲ごと消えやがった。
いっそ降ってくれれば、街路樹のしおれたはもよみがえるだろうに。
それでも夜は寒いのよねぇ。
● 「とりぱん 13巻」 とりのなんこ/ワイドKCモーニング
表紙はカワラヒワ。
北海道では、ほぼ夏鳥です。
春先に「キリキリコロコロ……」という声がすると、冬の終わりを感じます。
そして、繁殖期以降の夏場は「ジュウィィィィン!」という機械音のようなさえずりが、暑さを増します(w
冬越しの今巻は、給餌台の話題が多いため、鳥尽くし。
逆に最近は実家のお母さんネタが少ないからか、料理ネタが減っているような気がする。
今回初お目見えはベニマシコ。
あれ?夏鳥じゃなかったか?
そう記憶していたので調べてみると、やはり北海道・東北地方の一部(下北)では夏の繁殖期に訪れ、冬場は国内で南下して越冬するようです。
まあ、図鑑どおりでないのが自然というものですけれど。
ちなみに私は未見の鳥。
ハギマシコの大群なら観たけれど、こちらは暗い小豆色で決してきれいな鳥ではない(w
まあ、今となっては夏に観たシマアオジの勇姿は、貴重なものになってしまったんだなぁ。
冬の「とりぱん」といえば、ツグミ。
以前からツグミのことを"つぐみん"と呼んでいたこの作品でしたが、今回はシジュウカラを"シジュ"とか、ミソサザイを"ミソチー"とか、ジョウビタキを”ジョウビたん"とエスカレート。
これ多分、鳥見で罹る病の一種だと思う(w
バードウォッチャーは必ず一時期、鳥に妙な略称や愛称をつけて呼ぶ時期があるんですよ。
私も覚えがあるわ。
あと、鳥にどれだけ近づけるか試すのも、やはりひとつの病かもしれない。
鳥に限らず野生動物には"絶対距離"と呼ばれる、足を踏み入れると対象が逃げる距離があります。
それでも生身でどこまで隠れず近づけるか、試したくなるのは、これも観察者見習いのSA・GAか。
さて、ここまで13巻までを読み返すと、なんこさんの悪食が目に付きます。
悪食といっても、ゲテモノ食いではなく、普通は口に運ばないものをよく味見しているという意味。
ついに今回は、クマバチの糞の味までレポート。
こういう人が、トリュフやツバメの巣のような新しいグルメを開拓してきたんだろうな(w
巻末は、続きがあったぞ「るりさんとめるりさん」の第2話。
なんか、めるりさんの正体が謎に包まれたんだが(w