ハイ・クルセイド

2013年04月25日 21時14分05秒 | └映像ソフト

どうも、ren.です。
近所のコンビにまで出かけたら、DIY店の倉庫の裏で一心不乱にグラビア雑誌を読むおっさんを見かけました。
ある意味では、大変ほほえましい風景で、思わず二度見(w
ただ、ジャージ姿は、まだこの季節、特に今日は寒そうでしたが。

 

さて、今日は特に話題がないので、先日、物置で発掘したDVDでも紹介。

● 「ハイ・クルセイド」
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/5e/b7f9b83d1108870a34c04956a9d677b0.jpg?random=3fc3142fd740c73c6d17955a33a891bd

2000年頃、いわゆるB級SF映画のコレクションシリーズ「B.Q.S.F.(びーきゅーえすえふ Best Quality Science Fiction)」として発売された1本。

ちなみにこのシリーズ、10巻まで発売され、5巻ごとに収納ボックスがついており、そのデザインは存命だった小松崎茂さん。
さらに、なぜかダイヤブロックのオリジナルSF戦闘機キットがついていました。
まあ、つまりはまるで私のためにあるような商品だったわけです(w
たしかにその付録にも大変魅力もあったのですが、ラインナップにこの作品が入っていたのが購入理由でした。

「ハイ・クルセイド」は、原作がハードSFの巨匠であるポール・アンダーソンの「天翔る十字軍」、製作総指揮が当時「スターゲイト」で話題になり後に「GODZILLA」でさらに話題になったローランド・エメリッヒによる、SF映画。
しかし、内容はぶっちゃけ、ドタバタコメディーです。

弓の腕前はめっぽう強いが、性格はテキトーで征服欲が強く、でも童貞なイングランドの騎士・ロジャー卿の元に、エルサレムが異教徒によって陥落した伝令が伝えられる。
十字軍として手柄を立てようと企むが、その準備の最中に城の目の前に、地球侵攻の尖兵としてやってきたワルスゴール星人の偵察宇宙船が降り立つ。
ロジャーの軍(30人前後)は、なんのまぐれか戦闘に勝利し、操縦士のブラニターを捕虜にしてしまう。
「この船でエルサレムを奪還する」と息巻くロジャー達だったが、地球に最寄の前線基地・タルキスタン星へと連れられてしまう……。

とにかく、1分に一度は突っ込みどころがある、わやくちゃな内容です。
中世の聖書を基盤とした世界観や倫理観と、宇宙人の科学力や生理構造の対立によるギャップが、見事なギャグになっています。
だからといって退屈な脚本ではなく、しっかりと見ごたえのある良映画です。
吹き替えや和訳もその雰囲気をよく表現しており、「我々の勝利だ!」「処刑係!」は私の仲間内では"映画の名言"リストに入っています(w

惜しむらくは、画質が悪いこと。
旧ビデオソフトのデータそのままなのかもしれませんが、音も一部ノイズが入っています。
まあ、映像クオリティを追求する作品ではありませんが、お気に入り作品なだけに残念。
だからって、リマスターされるようなことはないだろうなぁ(w

コメント
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