日中の暑さにのぼせそうになったren.です。
今日は日差しが強いのでその為か……と思ったら、母親が朝方に暖房を消し忘れた上に、ボタンの押し間違いで温度を上げて出かけた所為でした(w
● 「FRANCESCA DVD-BOX」
昨年では個人的に最もハマったローカルアニメ。
正直言って、始まった当初は、こんなに気に入るとは思っていなかったですよ。
ユルさの中にも愛を感じる良作でした。
そんなわけで、そこまで惚れこんだアニメも最近では珍しいので、BOX購入を決定。
私が買ったのはDVD版です。
まあ、PS3があるのでBDでも再生できますが、やっぱり3000円の差は大きいよねぇ。
それに実際、アニメに限って言えば、そこまで画質の差って問題にならないと思うんだ。
本編は、現在再放送中のもの同様、冒頭の実写パートはカットされています。残念。
まあ、ああいうのは肖像権やら、使用目的別の契約やらが絡むから仕方がないね。
逆にいえば、ニコ動では実写パートありのものがいまだに配信されていることが奇跡かもしれない(w
閑話休題。
本編パートは8話ずつ、3枚のディスクに分割。
なお、副音声はありません。
特典映像は1ディスクにまとめられています。
このアニメを作るために日本では初めて本格使用されたアニメ編集ソフト「Toon Boom」での製作手順説明動画は、智恵子&小奴の解説付きを収録して欲しかったなぁ。
まあ、YouTubeで観られるけれど。
▼ 【ToonBoom×Francesca】アニメーション制作現場!
こっちの方が音声解説としてもいいと思うんだけどなぁ。
製作事情の生々しい話もチラリと挟まれています(w
なお、映像はこれとまったく同じもので、音声は音楽のみ。
ちなみに、YouTubeには小奴のCV担当の工藤沙貴さんが顔出しで出ているToon Boom体験動画もありますよ。
他にはTVCFやノンテロップED2種類は、アニメDVDお約束どおり。
さらに、「フランチェスカ」をいち早くキャラクターとして採用した石狩新興局による石狩地方紹介PVや、アニメ化以前のイメージソング「Hungry Zombie Francesca!!」のPV2種類を収録。
ただ、この辺も全部、YouTubeで公式にアップされたものを観られるんだよねぇ。
では、特典ディスクに価値はないのか?というと、唯一これでしか観られない「ビジュアルコンテ」が面白い。
Toon Boom上で作られた"動く絵コンテ"なのですが、かなりイメージどおりに映像化されていることがわかり、とても興味深いです。
音声はまったく無い無音の映像ですが、本編を何度も観ていれば、台詞は脳内再生可能だ(w
なお、1話・17話・24話(最終話)の3本が収録されています。
そして、最後の1枚はCDドラマ。
FMノースウェーブで放送されたラジオドラマだそうで(まったく放送を知らなかったw)、その再編集版とのこと。
物語はアニメの後日談。
フランチェスカの行方を捜す啄木一行は、例の句帳の力で明治時代に何度もタイムスリップ。
生前の自分達と、身分を隠して交流しながら、フランチェスカの復活を目指すが、またも"黒幕"の影が……。
といったもので、なかなかに面白かったです。
特に、つらい思い出の時代には何かをしなきゃいられない面々の奮闘がおかしくも哀しく、史実の人物をゾンビというキャラクターにした意味が、アニメ本編以上に強く感じられます。
円盤媒体以外の特典は、まずは前出画像の三方背ケース。
イラストは函館の夜景をバックにしたもので、石狩新興局のHPにある市町村ポスターに準じたデザイン?
ポスター担当の藤ちょこさんの精緻な筆が映える絵です。
智恵子さん可愛い(w
次の封入特典はポストカードサイズのミニクリアファイル。
イラストはアニメ公式サイトのTOPにも使われているメインビジュアル。
裏にはフランチェスカの召喚陣。
でもま、ぶっちゃけ使い道がないな(w
そして28ページのブックレット。
内容はキャラクター紹介に全話インデックス、前出の市町村ポスター一覧。
キャラクターの説明文はアニメ化以前のプロフィールが混ざっているのか、エクソシストの項には「フラン犬が天敵」などの文言が残っていますね。
商品の構成要素はそんな感じ。
なかなか満足感が高いですね。
いやま、2万円弱(BDはそれ以上)の商品ですから、そうじゃなきゃ困りますけどね(w