そこまでひどい天気ではなかった札幌から、ren.です。
道内各地で暴風による被害が伝えられていますが、こちらは弱い雨が降り続いた程度でした。
さて、ようやく予選形式が昨年までのレギュレーションに戻った中国GP。
ギアボックス交換によりグリッドダウンが決まっていたハミルトンが、タイムを出せずにまさかのQ1落ち。
で、決勝ですけど、バトルが多かったというよりは、終始gdgdだったね、という印象(w
全ての原因はスタートから数周の混乱の所為だわな。
特に1コーナーでのクビアトとベッテル、そしてライコネンの3者による接触は後を引きました。
何に引いたって、ベッテルの機嫌に(w
結果として2・3位となったベッテルとクビアトでしたが、ポディウムのバックヤードではカメラがいるのも構わず糾弾する姿が。
「なに考えてんだ!魚雷ヤロー!!」「隙があったらあんたも行くでしょ(w」「全員リタイヤしたかもしれないんだぞ!?」「今、ここにいるじゃん(w」
まあ、当人の気持ちもわかるけど、観戦していた者はみんなレーシングインシデントだと思ったでしょう。
それよりも、その3人に進路を防がれたボッタスにも一言言わせてあげてください(w
他にも、多重接触が発生して後方スタートとなったハミルトンもフロントウィング脱落。
グロージャンもエリクソンと接触してFW脱落、こちらも負けず劣らず言い合いになってます。
また、スタートでベッテルの前に出てトップとなったリカルドでしたが、前述の混乱をきっかけとした接触によりあちこちで脱落したデブリを踏んでしまったのか、タイヤがバースト。
そんなこんなで当然セーフティカー導入。
ダメージを受けたマシンや、アンダーカット狙いのマシンがピットに殺到。
ヒュルケンベルグは戦略のためかピットレーンでノロノロしていたところ、頭に血の上っているベッテルがオーバーテイクするという珍事。
ボックス前もいつ誰が接触するやらハラハラする交錯の仕方で……いや、みんななかなかに巧みで、駅や操車場のジャンクションを早回しで観ているようで、ちょっと面白かったです(w
そんな展開だったため、ハミルトンをはじめとしたオーバーテイクショーは多かったです。
でも、面白かったかといわれると……ねぇ。
結局は混乱の影響を受けなかったロズベルグが漁夫の利(と言っちゃかわいそうか)で優勝。
レース後の総括で、川井ちゃんと森脇さんも苦笑いしていましたけど。
まあ、前述のバックヤードでのやり取りには爆笑してましたが(w
ウィリアムズはボッタスが順位を大きく取り戻せずに10位。
マッサはハミルトンとのバトルでタイヤがもたなかったか、ライコネンに負けて6位。
マクラーレンは予選で赤旗に泣かされたものの期待されましたが、アロンソ12位、バトン13位と振るわず。
あまり速度差が出るストレートがあるところでは、まだまだ戦闘力が足りないかな。
それにしても、今回は無線に修正音が多いレースでした。
わざわざその無線を選ぶ辺り、FIAのショー意識か(w
その他の結果はこちら。
次戦はロシアGP。