どうも、ren.です。
今日は札幌も32度以上になる真夏日。
ほんと、いつからこんなに暑くなるようになってしまったのか。
個人的に夏の気候がおかしいと感じたのは1999年でした。
写真屋での業務の昼休み、タバコ休憩をしようと近所の公園に行ったら、異様な暑さと湿気に驚いた記憶があります。
思えば、ノストラダムスの大予言で示された年であり、年明けの2000年問題が噂されはじめた頃。
そんな1999年に発売されたVHSがこちらです(流れるような話題振り)。
● 「SNK Presents NEO-GEO DJ Station Live '99」 サイトロン
SNKがリリースしてきた格闘ゲームシリーズのキャラクターが、その枠を超えてドタバタドラマを繰り広げる人気CDドラマが「NEO-GEO DJ Station」。
毎年何度か発売されるCDでしたが、'98年には舞台に進出。
今の2.5次元の走りとも言えますが、オリジナル声優が台本片手に軽く動きをつけつつドラマを行い、新世界音楽雑技団(SNKミュージックチーム)がバックバンドとして生演奏を繰り広げ、時に声優による歌も歌われる。
このVHSは1999年の舞台を収録したもの。
ちなみに、同時にCDも発売されました。
Live '99では、CDドラマで展開した"BOF"(Band of Fighters)の流れをくみ、草薙京、八神庵、麻宮アテナ、ナコルルの4人のバンドメンバーが、オフにひなびた温泉宿にやってくるというストーリー。
SNKが大阪の会社だからというわけではないでしょうが、終始取り留めのつかないドタバタコメディ(w
ちなみにこの時のアテナのcv.は当時25歳の池澤春奈さん。
ご結婚おめでとうございます。
その他にも、山崎竜二、李香緋、高音響、一条あかり、不知火舞、そしてリムルルなどがオリジナルキャストで登場。
私は神谷けいこさんの演じた「侍魂64」のリムルルが、歴代リムルルの中で一番好き。
思えばこの頃のゲーム声優は、大手の新人声優に加えて、演劇グループの団員が副業で行っていたことがほとんどでしたねぇ。
まだまだ声優ブーム前で、声優学校も少なかった。
時にはゲーム制作スタッフが声をあてることも珍しくなったものです。
観客の反応を見ていると、京・庵への女性人気がすごい。
ゲームイベントに女性ファンがやってくるようになったのも、SNKの功績でしたっけ。
なんか、いろいろと先駆けた企画だったのだと、今だからこそ思います。
ま、内容は今見ると、かなりキツい(w
当時はものすごく楽しんだはずなのに、これも老いのせいなのかな。
……いや、こうしたイベントのエポックメイキングたるDJ Stationだけに、まだまだ構成が稚拙で、進化発展した今のイベントを見慣れたからでしょうね。
そういう意味で、歴史的VHSなのかもしれな……くはないか(w
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