どうも、ren.です。
今年もいよいよ夏を実感する毎日。
● 「放課後さいころ倶楽部 19巻」 中道裕大/サンデーコミックスSP
ついに最終巻。
ついに完成「呪われし森の迷宮(ラビリンス)」。
グラフィッカーとして巻き込まれた南澤くんが功労賞(w
攻め込んでくる魔女のゴーレムを戦闘で食い止めながら、封印のための宝石を採掘するという、6人協力プレイゲーム。
なんとなく「パンデミック:クトゥルフ」を思い起させる。
とても面白そうですが、確かにミドリとエミーの言うとおり、身内受けゲームだからこそという部分もありますね。
でも、少人数で短期間に作り上げたというのは、やはり二人(と+一人)の才能だね。
ゲーム至るまで、デザイナーチームだけでなく、田上をめぐるアヤとカンナの三角関係もこじれていた。
いや、どうみても田上の空気の読めなさと甲斐性のなさが原因(w
まあ、カンナの間の悪さも相変わらずだけれど。
そしてスキャンダルに一番目ざといのはナオ。
ミキとリュージも大学進学で学生恋愛ならではの悩み。
若者の遠距離恋愛は……いや、野暮なことは言わないでおこう(w
しかし最終巻だとはわかっていたけれど、3年生をまるまる吹っ飛ばすとは思わなかった。
進路でバラバラになる4人。
みんなそれぞれ自分の歩む道を決めて、その方向に進めるというのは幸せだ。
そして最後はミキとアヤのツーショット。
そうだ、この話はこの二人からスタートしたんだったっけ。
改めて読後に表紙を見て思いました。
連載開始からおよそ8年。
すごろくやの田丸氏によると、海外からも評価が高かったとのこと。
個人的には書店で偶然見かけてジャケ買いしたのが出会いでした。
作中に登場したゲームを遊ぶ機会もありました。
ミドリの戦略を試しても私では玉砕するだけだったり(w
コロナ禍での自粛期間で、偶然にも見直されつつあるアナログゲーム。
新たなボドゲ漫画の登場を心待ちにしたいと思います。
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