希望屋 ~ren_ka ci=set~

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くびしょい勇者 1巻

2024年10月09日 21時52分12秒 | ▼マンガ・本

どうも、ren.です。
室外機にカバーをかけました。


● 「くびしょい勇者 1巻」 ツナミノユウ/ヒーローズコミックス
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/96/9ecee08bb94b58a6f6f4eab147424d47.png?1728476652

人知を超えた力を持って生まれる人間の突然変異種"魔王を殺す者"=勇者として生まれたものの、貧しい村で虐げられて育った少女、シュラ。
ついに魔王ラ・ゴーを打ち取ったものの、同時に生きる目的と意味を失ってしまう。
ラ・ゴーはシュラを"自らを討った勇者にふさわしい"と納得すべく、最後の願いとして「立派な勇者になれ」と励ます。
シュラはラ・ゴーの首を背負い、"一番殺されたい勇者"になるために歩き出す。
鬱屈し人間として未熟なシュラが、人生を取り戻す物語。

結構重たい話だね。

実際、修羅の前に立ちはだかる金獅子アーサーは、やはり勇者として行き場をなくし、魔王の首をシュラから取りあげるべく、遺されたラ・ゴーの身体と自らの首をつなぎ合わせるという狂気の行為にその身を堕とす。
選んだ道は違うものの、いわば似た者同士。

シュラと道中を供にするのは、財宝に溺れ自走ミミックとなってしまった商人・ボロウズ、復讐の末に死霊術師の魂をリュートに封印した破戒(デスメタル)尼僧・レダ。
どちらも人の道を外れてしまった点では、これまた同類。

冒険の中、少しずつ人らしい感情や幸福を得ていくシュラと、言葉巧みに励ます苦労人のラ・ゴー。
一見、ドタバタワイワイとした珍道中ですが、明日をもしれない旅の先に何が待つのか。

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