どうも、ren.です。
暑くなってきてから、ボトルのアイスコーヒーを一日中飲んでる。
さて、今日も押し入れから発掘されたVHSを紹介。
● 「BRAKE-AGE ブレイクエイジ」 ビーム・エンターテイメント
1994年から1999年にかけて(外伝や小説版を除く)、「月刊アスキー」「コミックビーム」で連載された馬頭ちーめいさんの漫画のOVA化。
漫画はロボットファンの間では有名な作品。
自作プログラムのロボット(VP)をアーケードゲームで対戦させるという内容は、人気ゲーム「アーマードコア」にも影響を与えたといわれ、今も「ガンダムブレイカー」や「ガンダムビルドシリーズ」で引き合いに出される作品です。
OVAは1999年に発売されました。
ちなみに当時はまだまだ新しい媒体だったDVD(PS2は翌年発売)でも発売されていますが、私はプレイヤーを持っていなかったのでVHS版を買いました。
検索してみたらAmazonで、まだ取り扱っててびっくり。
馬頭さんの要望で、漫画版のいくつかのエピソードを合成し、主人公・桐生とヒロイン・彩理が付き合い始めるまでを描いています。
その構成は違和感なく、ファンが観ても納得。
……ですが。
正直、当時としても作画が古い。
1999年といえば「∀ガンダム」「無限のリヴァイアス」「地球防衛企業ダイガード」といった作品の放映年。
そろそろアニメの作画にデジタル処理がなじみ始めた時期です。
そんな中でこの作品は、ほぼセル描きのみで、むしろ透過光が使われた80年代後半のアニメの雰囲気すらあります。
古いだけでなく、正直言って作画も悪い。
OVAというお金を払って買うアニメでこの顔を見せられては、落胆しようというものです。
私や、同じく「BA」ファンの友人も、観て無言になってしまいました。
事実、今回こうして発掘してDVDに焼くまで、仕舞いこんで一度も見返すことはありませんでした。
しかし、2020年の今。
改めて観てみると、やっぱり楽しい作品になっています。
古いアニメは古いアニメとして見られる感性を持ったからでしょうか(鈍くなったともいうw)。
いまだに原作を読み返しては、自分ならどんなVPを使うか妄想したりします。
登場キャラクターに嫌いになれる者が誰もいなくて、ストレスがないというのも良い。
思い出は振り返ってこそ楽しめるものなのかもしれませんね。
ちなみに封入特典は作中ゲーム"デンジャー・プラネット"のエントリーカード。
トレカブームの影響か、キャラクターはランダム封入でした。
私が買ったものには運良く、桐生、彩理、大輔でした。
その三枚に加えて、ブランクカードが一枚。
自分のエントリーカードを持ち、自前のヘルメットとジャケットを着けるのは、「BA」ファン誰もの夢でした。
さすがに実際にカードに書き込むことはありませんでしたが、バイクのヘルメットやジャケットは影響を受けたものを買ったものです(w
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