鼻の奥がいずいren.です。
何かスライム状のモノが居座っている感じ(w
まだ鼻風邪の余波が残ってるなぁ。
さて、今日は正月に崩したゲームを。
● 「機動戦士ガンダム戦記」 PS3(2009) ベック/バンダイナムコゲームス
ひどいキャッチコピーだこと。
1年戦争終結の1年後。
ジオンの残党狩りを生業とする遊撃部隊"ファントムスウィープ隊"は、任務をこなす過程で"水天の涙"という敵の作戦を知り、その目論見を阻止するために彼らの後を追う。
とりあえず連邦側ストーリーをクリアしたので。
古いゲームですが、ネタバレ注意。
多くのガンダムゲームのご他聞に漏れず、あまり評判のよろしくないゲーム。
遊んでみると、そこまで酷評されるほどか……と思いましたが、なるほど、後半に納得。
ゲームの売りは、連邦・ジオンのMS100種類以上を操れること。
確かに様々なMSVが登場し、フリーミッションでは資金を集めてMSコレクションを作ることも可能(高いけど)。
しかし、ストーリーモードでは強制的にMSを固定されるミッションが多く、しかもオプションでの強化もさせてもらえないという縛りプレイを科せられてストレスが強いです。
特に最終ミッションでは補給も無く、カートリッジ2つ分=36発のビームライフルで戦わなければなりません。
まあ、ムービーとの整合性のためなんだろうけれど、ジムスナイパーで出撃したかったぞ(w
基本的にはAIの僚機2機との3機小隊で出撃し、リアルタイムで指示を出せるというのも売り。
しかし、致命的にAIの頭が悪い(w
結局、たくさんある指示の中でまともに使えるのは5つくらいかな。
どうして和ゲーのFPS・TPSのAIは、洋ゲーに比べて役に立たないんだろうか。
なお、2機それぞれに別の指示を出すことは不可能ですが、それは仕方がないか。
あと、方面軍や爆撃部隊への指示が意味を成さないミッションは、それを明記してほしかった。
そして、ここにもストーリーの都合が影響します。
スタート時に仲間である2人は、ゲーム中盤にリタイヤしてしまい、終盤に残るのは補充要員の男連中だけ。
ヒューとシェリーのキャラクターが序盤に固まりすぎているため、補充の3人にはイマイチ感情移入できない。
オペレーターのマオとのやり取りは面白いんだけど、同じ台詞を何度も聞かされてもねぇ。
実際、この辺が界隈の評価の辛さに繋がっているようです。
「残党なのにMS数や戦力ありすぎ!」という意見は、まあ、ゲームだし仕方がない(w
でも、TPSとしての部分は、なかなか遊びやすいゲームだと思います。
ちょっと振り向きやジャンプに癖がありますが、移動は快適。
タメ撃ち・しゃがみ撃ち・狙撃が有利になる理由があったり、同じ武器の二丁持ちが可能なのも良い。
4種類の攻撃(MSによる)をボタンに振り分けて、レスポンス良く使い分けられるので、狙撃してからジャンプ撃ちで近づき、サーベルで斬りつけて、バルカンを撃ちつつ間合いを離れて削りとどめを差す……みたいな行動が簡単にできるのはかっこいい。
やっぱり、リプレイはほしかったよね(w
成長要素はあまり意味が無かったなぁ。
公式ブログによると、能力値を1伸ばしても、0.5%しか影響しないみたいだし。
ガンダムなので、武器がマシンガンとビームライフル、そしてサーベルくらいしかないのは仕方がないか。
今まで「M-MSV」などでの設定のみだったRX-81・ジーラインやガンダム7号機を使えるのはうれしい。
7号機FAWSでは、いきなり「アフターバーナー」チックなミッションになったのは笑ってしまったけど(w
できれば所持MSだけでなく、会敵したMSのデータも見られる図鑑がほしかった。
ザメルとかドムキャノンとか、じっくり観たかったよ。
まあ、中古でワンコインだからできる評価ではありますが、面白かったですよ。
ムービーも手書きな部分を残しているアバンタイトルアニメは、今時だとむしろ感心しました。
ジオン編は追々やろう。
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