「ソナチネ」
1993年 日本 93分
■監督:
北野武
■出演:
ビートたけし
国舞亜矢
渡辺哲
勝村政信
寺島進
大杉漣
津田寛治
●あらすじ
北野武の『あの夏、いちばん静かな海』に続く四本目の監督作品。
沖縄を舞台に、二つの組の間で繰り広げられている抗争の助っ人として送られたヤクザ幹部の男の結末を描く。
組長からの命令により、沖縄にある中松組の抗争の助っ人として舎弟たちと共に沖縄へと出向いた村川。
しかし、抗争は収まるどころかますます悪化。
事務所を爆破された村川たちは、海岸沿いの空き家へと身を隠すことになる。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
北野武の初期バイオレンス作品の、一つの頂点とまで称された作品なので前から観たかったんだが
結果はかなりがっかり。
なんと言うか中盤のやくざが童心に帰って遊ぶシーンとか長過ぎなんだよねえ。
「3-4X10月」とかもそんな感じだったような気がするが、あれよりかなりくどい感じがした。
いや、今再び「3-4X10月」を観たら同じ感想なのかも。
はっきり言って本作なんかよりも「アウトレイジ」の方が何十倍も面白かった。
まあ「アウトレイジ」とか「座頭市」とかは、エンターテイメントを意識して作ったと言ってるから
逆にこの頃の作品はそういった物から、あえて逆の方に向って作っているのは解るんだが。
そういった手法が斬新だったのはデビュー作だけだった感想かな。
突発的なバイオレンスなシーンも、今観たら当たり前だし。
まあとにかく観る前の期待が大き過ぎたが、結果は大惨敗って感じですな。
最近そういった感想多いな。
他にも期待している作品はえっとあるんだが、大丈夫かな?