レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

続組織暴力

2012年06月18日 22時54分01秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「続組織暴力」
1967年 日本 91分
■監督:
 佐藤純彌
■出演:
 丹波哲郎
 安藤昇
 渡辺文雄
 待田京介
 谷隼人
 内田良平
 柳永二郎
 河津清三郎
 山本麟一
 室田日出男
 八名信夫
 曽根晴美
 金子信雄
 倉田保昭

●あらすじ
組織暴力の裏側を描いた、本格的ハードボイルド・アクションの組織暴力シリーズ第2弾。
リアルな描写、銀座でのロケなど、ドキュメンタリータッチを徹底している。
一匹狼のやくざ・兵頭五郎は、表向きは正当な法の手続きをとって銀座商事を設立。
手広く仕事を始め、古くから銀座を縄張りにしているやくざと何度か流血事件を起こす。
北川警部は兵頭を逮捕するが、彼のバックには政界の大物がついていた…。
(東映チャンネルより)

★感想など
本当はこっちが観たかった作品。
と言うのも、倉田さんがインタビューで本作に出演していたことを言っていたから。
もしかしてデビュー作なのかな?
画面を通してもしっかり倉田さんと解るのが嬉しい。
キャストも音楽もしっかり続編している本作。
しかし事実上の主役は兵藤役の渡辺文雄で、彼が実に良い味を出している。
どんどん出世していくその様は大変面白く、現実なら日本のドンくらいにはなれる器である。
前作からの室田日出男もそうだが、山本麟一とか後にやくざ役で名演技を見せてくれる彼らが
刑事役というのもミス・マッチ的感覚で楽しい。
と言っても、ほとんどやくざみたいな刑事像だが。
相変わらず熱い丹波哲郎も、ラストの悔しさ満点な所など、タイトルと連動しているとも言える。
前作よりかは確実に映画として面白い本作。
倉田さん目当てで、その内観とけって感じですな。
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組織暴力

2012年06月18日 22時53分21秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「組織暴力」
1967年 日本 89分
■監督:
 佐藤純彌
■出演:
 丹波哲郎
 千葉真一
 月形龍之介
 内田良平
 鶴田浩二
 小松方正
 室田日出男
 八名信夫
 小林稔侍

●あらすじ
フィリピン地方で密造された拳銃が、巧妙かつ大胆な手口で大量に密輸入されていた。
これにより組織暴力の勢力は拡大の一途を辿っていた。
当然の事ながら、組織同志の抗争もその激しさは想像を絶するものがあった。
そして、警視庁が組織粉砕にのり出した。
警視庁の警部に丹波哲郎、暴力団の若頭に千葉真一を配し、現代暴力の裏の裏をドキュメンタル・タッチで描く。
(東映チャンネルより)

★感想など
ジャンルが難しい映画だねえ。
やくざ映画ってわけではないし、さりとて刑事物でもない。
主演の丹波哲郎が珍しく熱い役で、時代もあって若さを感じる。
千葉真一も相当若く、後の渡瀬恒彦的キャラクターである。
若いと言えば、室田日出男が相当若いんだけど!
やくざ映画として見ても、警察映画として見てもどっちも弱い感じだが
60年代を感じることができる映像は、個人的に好みだ。
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