レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

荒野の隠し井戸

2012年06月28日 02時36分11秒 | 西部劇

「荒野の隠し井戸」
原題:WATERHOLE#3
1967年 米 96分
■監督:
 ウィリアム・グレアム
■出演:
 ジェームズ・コバーン
 キャロル・オコナー
 ブルース・ダーン
 クロード・エイキンス
 マーガレット・ブライ
 ジョーン・ブロンデル

●あらすじ
流れ者コールが偶然入手した地図がきっかけで、保安官にその娘、悪党、米軍が入り乱れ
金塊をめぐるドタバタ劇が展開するウエスタン。
ヒッチコック作品で名高いロバート・バークスが撮影を担当、本作が遺作となった。
米軍の倉庫からフォガース軍曹率いる4人組の悪党によって金塊が盗まれる。
捕まるのを恐れた悪党らは金塊をメキシコ国境近くの泉に隠す。
一方、流れ者の賭博師コールは、ひょんなことから
悪党の一人からその金塊の隠し場所を記した地図を手に入れ、
地図の示す泉に向かおうとするが足がない。
コールは保安官から馬を盗み泉を目指す。
保安官、保安官の娘、悪党、そして米軍はコールを追跡する。
(ザ・シネマより)

★感想など
隠し井戸なんて登場しません。
本作は正統派ウエスタンではなくて、コメディ・タッチの正にドタバタ劇。
主演のジェームズ・コバーンが軽妙な主人公を演じており、自由きままな所が魅力的だ。
コンビを組む保安官も自分のことしか考えていないが嫌味がない不思議なキャラクターで
自分の娘を犯されたと言うのに、まるでそのことについておかまいなしなのが凄すぎる。
おまけに娘も自分の処女を奪ったジェームズ・コバーンに惚れて後を追いかけてくるなど、
こちらも一筋縄ではいかないキャラクター。
基本的に西部の女って強いのが多いよね。
銃撃シーンがほとんどないなあとか思っていたら、ラストは派手過ぎるくらいの銃撃戦だった。
まあとにかく肩の凝らない一作である。
コメント
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