レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

資金源強奪

2012年06月13日 22時48分26秒 | アクション

「資金源強奪」
1975年 日本 92分
■監督:
 深作欣二
■出演:
 北大路欣也
 川谷拓三
 室田日出男
 梅宮辰夫
 松方弘樹
 太地喜和子
 天津敏
 山城新伍

●あらすじ
欲にとりつかれた男たちが、大金の強奪戦を繰り広げるアクション映画。
幹部を夢見て鉄砲玉となり、8年の刑に服したチンピラ・武司。
しかしシャバに戻ってみると、彼に対する組の対応は冷たくなっていた。
武司はヤクザから足を洗おうと決意し、最後に組に一矢報いようとムショ仲間とともに組の金を強奪する。
うまく3億5千万もの大金を手に入れるが、強欲な悪徳刑事がこれにからんで、醜い欲の張り合いがさらに展開され…。
(東映チャンネルより)

★感想など
これは前から観たかったんだよねえ。
やくざ映画かと思っていたら、アクション映画だったね。
同じ深作欣二の「いつかギラギラする日」に近いかも。
と言うより「いつかギラギラする日」が、本作のセミ・リメイクだったりして。
北大路欣也は本作を川谷拓三の出世作と言っているが、確かに川谷拓三は大活躍である。
と言うより、主要キャストの一人として活躍している。
まあ深作欣二は川谷拓三を気に入っていたらしいしね。
そう言えば本作の監督クレジットは、なぜか”ふかさくきんじ”になっていた。
何か意味があるのかね?
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暴力金脈

2012年06月13日 22時48分03秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「暴力金脈」
1975年 日本 96分
■監督:
 中島貞夫
■出演:
 松方弘樹
 梅宮辰夫
 池玲子
 田中邦衛
 小沢栄太郎
 丹波哲郎
 若山富三郎
 大滝秀治
 室田日出男
 川谷拓三
 伊吹吾郎
 山城新伍

●あらすじ
大物総会屋への野望に燃える一匹狼の総会屋・中江宏は、
同郷で日本一の組長をめざす暴力団若衆・奥田寛次と手を組み東京へ進出する。
中江は大組織の助力を得て、東京でも着実に総会屋としての地位を固めていき、
ついには企業の内部紛争を舞台にして大総会屋と対決する。
東映実録ヤクザ路線の1本であるが、従来の暴力団ではなく総会屋を物語の中心に据えて、
暴力と謀略渦巻く人間ドラマを描く。
(東映チャンネルより)

★感想など
総会屋を主役にした作品で、今まで総会屋の話は観てなかったので、かなり斬新に映って楽しかった。
全体的にコミカルな感じで話は進んでいくのだが、話の芯が通っていない感じで
常に話がふらふらしているように感じるのは、集中力を削ぐ要因になるね。
そう言えば昔「民暴の帝王」と言うのを観た気がするんだが、ほとんど記憶にないなあ。
小林旭と文太が朝の散歩で会話してたような気がするが。。。
その内また観ようかな。
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日本暴力団 組長

2012年06月13日 22時47分38秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「日本暴力団 組長」
1969年 日本 97分
■監督:
 深作欣二
■出演:
 鶴田浩二
 若山富三郎
 安藤昇
 菅原文太
 内田良平
 内田朝雄
 河津清三郎
 山本麟一
 室田日出男
 曽根晴美

●あらすじ
現代ヤクザの仁義と友情を軸に関西と関東、両組織の壮絶な争いを迫力あるタッチで描く娯楽巨編。
日本最大のヤクザ団体・淡野組は、代理戦争をしかけ抗争を続けながら、ついには関東地域にまで進出し始めていた。
これに対し、東京周辺の各組は集結、関東連合会を発足させる。
無法の街を舞台に、熾烈な縄張争いが幕を開けようとしていた。
鶴田浩二や若山富三郎、菅原文太といった豪華オールスターが競演。
(東映チャンネルより)

★感想など
「日本の首領(ドン)」シリーズと同じ骨格ではあるが、実録路線ではないので
デフォルメがかなり強い。
と言うより、この映画やくざ映画じゃなくて任侠映画でしょ?
任侠映画は観たことないけど、鶴田浩二が何やられても堪えて堪えて、最後に大爆発!
ようは鶴田浩二版「ドラゴン怒りの鉄拳」なんだよね!
他にも出てくるやくざたちも、皆仁義に厚く言葉使いも結構きれいだったり、
道具は基本的にドスだったりとか、全く任侠映画なんだろうて。
終始こんな感じなら、任侠映画はきっと俺にはあわないんだろうな。
観ていて長く感じました。
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日本の仁義

2012年06月13日 01時08分52秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「日本の仁義」
1977年 日本 107分
■監督:
 中島貞夫
■出演:
 菅原文太
 鶴田浩二
 岡田茉莉子
 千葉真一
 フランキー堺
 藤田進
 成田三樹夫
 山本麟一
 野口貴史
 地井武男
 川谷拓三
 矢吹二朗
 南田洋子
 池波志乃
 キャシー中島
 野坂昭如
 小松方正

●あらすじ
『やくざ戦争 日本の首領』に続いて製作された大作シリーズ《「日本」三部作》の一つで、実録やくざ映画の大作。
新聞記者がスッパ抜いた政財界のスキャンダルが、後に日本全土を震撼させる凄絶なやくざ戦争へと発展していくさまを、
多彩な人間模様を織りまぜながら描く。
仁義を通すべく人殺しの道を突っ走る菅原文太の狂おしさが、沈着な鶴田浩二との対比でくっきりと浮かび上がる。
(東映チャンネルより)

★感想など
またもや菅原文太が、大友勝利的キャラクターを演じていて楽しい。
しかもナンバー2の部下に、元祖大友の千葉真一を配しているという頼もしさ!
しかしあまりの暴れっぷりに、モデルとなった組を間違えているのではないかと言う程のヒドさ!
このキャラクターのまま「日本暴力列島 京阪神殺しの軍団」を作った方が良かったんじゃないの? ってくらい。
キャシー中島とかフランキー堺とか、いつもの面子とは違う人たちが出てくるのも魅力の一つかも知れない。
ただ総じてそこまで面白いってわけではないのが残念。
と言うより、最初に「仁義」を観てしまった悲劇かもしれないなこれは。
なんせ最初に世界でも最高峰のシリーズを観た後に、その残照を負い掛けて観ているから
どうしても似たような面影を探してしまう(比べてはいません。無駄だから)
まあ一つ言えるのは、鶴田浩二が出てくるとどうにも違和感を感じるなって所かな。
安藤昇には感じないんだけどな。
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