「アタック・ザ・マミー」
原題:THE MUMMY THEME PARK
2001年 アメリカ/イタリア 90分
■監督:
アル・パッセリ
■出演:
アダム・オニール
ホリー・ラニンガム
サイラス・エリアス
ヘレン・プリースト
●あらすじ
奇想天外なコンセプトで描くミイラパニック映画。
地下深くに幻の墓場が存在するエジプトで、
魔術師シークは巨大なアミューズメントパークを作る計画を立てた。
しかし墓を掘り起こした人間たちにミイラが襲いかかる。
ミイラの正体とは!?
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
これまたヒドイ作品だった!
どうヒドイかと言うと
特撮シーンが幼児番組レベルの出来!
基本はセット撮影で、エジプトロケは無し。
背景に大きなスクリーンを垂らしてそこにエジプトの風景を流し、役者はその前で演技する仕様。
だがこの合成がありえないくらいの低レベルで、ほとんど幼児向けのテレビ番組レベル。
1933年に作られた「キング・コング」の合成にだって、全く足元にも近寄れてない始末だ。
それ以外はミニチュアで再現。
トイザラスに売ってそうな3歳児向けレベルのお城に入っていく、プラレールみたいな列車の映像を結構見せられる。
おまけにエジプト側の衣装が、ほとんど学芸会から借りてきたような安くて綺麗な衣装。
こんな格好で何故か中学生レベルのエロ視点がちょいちょい挿入される。
ミニスカートの女性が座っていれば、正面からスカートの中を覗くようなカメラアングルだったりとか
何故か蘇ったミイラまでが、女性のおっぱいに見とれて涎を垂らす始末だ。
これで女性が綺麗ならまだいいが、この女性のキャラクターが最悪で
同僚のカメラマンがエジプトの宮殿に撮影依頼で呼ばれたが
時分は呼ばれてもいないのに勝手にエジプトに付いて来て、着いた早々にエジプトとエジプト人をディスりまくり
宮殿のエジプト人を怒らせるという最悪な行動を取る。
そんな感じで終始人を怒らせるような行動しかしないので、早く死なないかなあと願うばかりであった。
とにかくどこにもウリは無いような超Z級映画なので、最早そういったものを好んで観る人以外は
触れない方が幸せだろう。