レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

プロムナイト

2022年06月22日 13時09分38秒 | ホラー

「プロムナイト」
原題:PROM NIGHT
1980年 カナダ 93分
■監督:
 ポール・リンチ
■出演:
 ジェイミー・リー・カーティス
 レスリー・ニールセン
 ケイシー・スティーヴンス

●あらすじ
1974年。
廃校で遊んでいる最中に幼い少女を誤って殺害した4人の子どもは、このことを一生の秘密にしようと誓い合い、
警察は前科のある精神病患者を少女殺害の犯人として逮捕した。
数年後、4人組の一人であるニックは高校卒業を迎え、恋人のキムと共にプロムのキングとクイーンに選ばれる。
その矢先、逮捕された精神病の男が病院から脱走。
警察が会場を警備する中、高校のプロムパーティが幕を開ける…。
(ザ・シネマより)

★感想など
昔からこのジャケット写真が有名で、カナダ映画と言うのを広めた功績もあるんじゃないかな?
こちらから見るとカナダ映画もハリウッド映画も同じようなものに見えてしまうのは
1970年代~80年代に香港映画と台湾映画をごっちゃにしていたような物と同じだろう。
とは言えジェイミー・リー・カーティス、レスリー・ニールセンと言った、
ハリウッドで活躍している俳優を主演に使っているのだから、ますます違いが分からなくなるきらいはあるのだが。
だが決定的に違うのは、話の展開が遅くて結構退屈だったこと。
序盤の子供たちの残酷さによる少女殺しのシーンなどは、ハリウッドには無さそうな感じで
その後の展開に大いに期待したのだが、子供たちが高校生になってからの話は退屈そのもの。
ホラー的な話は全然なくて、最後に突然犯人が出てきて急にみんなを襲いだす流れ。
なので映画の大半が非常に退屈なのだ。
途中の見所はジェイミー・リー・カーティスの胸の谷間くらいだろう。
そう言えば本作を観て感じたことは、「スクリーム」の脚本で一時有名になったケヴィン・ウィリアムソン。
彼はきっとこの映画が大好きなんだろうなと思った。
何せ4人の子供が殺人事故を起こすが通報することなく逃げ出すが、数年後に一人ずつ殺されていくプロットは
まんま「ラストサマー」でぱくってるし、「スクリーム」で犯人が声を変えて電話してくるのも
本作の冒頭からのぱくりだろうね。犯人の変えた声の感じまでソックリだったよ。
とまああまり褒めるところが少なかったのだが、パート4までシリーズが続いたらしいのでさぞかし人気なのかと思いきや
続編以降は高校が同じってだけらしい!
そうなると毎回違う話なんだろうなと思ってあまり興味はなくなるが
なんとパート2には、37歳のマイケル・アイイアンサイドが高校生役を演じているらしい!
それは必見でしょ!
コメント
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