レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

L.A.大捜査線/狼たちの街

2022年06月08日 12時39分19秒 | アクション

「L.A.大捜査線/狼たちの街」
原題:TO LIVE AND DIE IN L.A.
1985年 アメリカ 116分
■監督:
 ウィリアム・フリードキン
■出演:
 ウィリアム・L・ピーターセン
 ウィレム・デフォー
 ジョン・パンコウ
 デブラ・フューアー
 ロバート・ダウニー

●あらすじ
合衆国財務省シークレット・サービスの捜査官チャンスは、
7年も組んできた相棒ジミーから年老いたために引退すると聞かされる。
だがジミーは退職の2日前、以前から追っていた紙幣偽造団の倉庫に単独で潜入し、
一味のボス、エリックに殺されてしまう。
復讐を誓ったチャンスは新たな相棒ジョンと、エリックら偽造団を捜査し始める。
だが予期せぬ運命の中、チャンスはエリックへの執念の強さから違法な捜査までするようになり……。
(WOWOWより)

★感想など
「恐怖の報酬」を観て以来、他のフリードキン監督作も観たくなり鑑賞。
相変わらず説明がほとんど無い無骨な作りが漢らしくて最高だ。
主人公のルール無視っぷりはハンパなく、ほとんど「リーサル・ウエポン」のノリ。
だが「リーサル・ウエポン」のメル・ギブソンが可愛く思えるくらいにこの主人公はヤバイ。
やっぱフリードキンは狂ってるよ!(褒めてます)
あと映像としての色のセンスが抜群に素晴らしいと感じた。
有名なシーンに「エクソシスト」で神父がリーガンの家に初めてきた時の映像。
家の前に佇み、家から白い光が差し込むあの有名なシーンは
まんま絵画としてでも通用するほどの構図である。
あれに限らず、本作もちょっとした何気ないシーンの色使いとかが素晴らしかった。
例えば主人公の刑事がイヌとして使っている女の家に行った時の、ドアのランプの色とかね。
ブルース・リーの画面ショットを撮ろうと思って、リーの映画からキャプチャした時に
どんなシーンでキャプチャしようとも全て絵になるくらいキマっているように
本作もどこをキャプチャしても、きっと素晴らしい絵になるのではと思ってる。
長らく沢山の映画を観てきたが、こんな風に感じたのは初めてだ!
BGMが流れている最中に突然ブチっと切って次のシーンに切り替える所とかも含めて
全体的に当時のイタリア映画っぽい感じがするのかも知れない。
あの頃のダリオ・アルジェントとかミケーレ・ソアヴィとかの映像美も凄かったからね。
まあとにかく色々と含めて
フリードキンはハマるね!
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『銀河英雄伝説』 第13話「愁雨来たりなば…」

2022年06月08日 12時39分11秒 | 銀河英雄伝説

『銀河英雄伝説』 第13話「愁雨来たりなば…」
1988年 日本 25分
■声の出演:
《銀河帝国》
 ジークフリード・キルヒアイス(広中雅志)
 ラインハルト・フォン・ローエングラム(堀川 亮)
 ウォルフガング・ミッターマイヤー(森 功至)
 オスカー・フォン・ロイエンタール(若本規夫)
 パウル・フォン・オーベルシュタイン(塩沢兼人)
 ウルリッヒ・ケスラー(池田秀一)

 ナレーター
 屋良有作

●あらすじ
同盟軍による帝国軍侵攻作戦の情報を得たラインハルトは、
侵攻してきた同盟軍艦隊を帝国領深くに誘い込み、補給線が延びきったところを叩く方針を定めた。
さらに同盟軍の兵站に負担をかけるため、同盟軍の進路にあたる辺境惑星から食料や物資を徴発するよう命じる。
クラインゲルト子爵領に派遣されたケスラーの顔色は冴えなかった。
ここには、彼がかつて想いを交わした女性、フィーアが嫁いでいるのだった。
(銀河英雄伝説 公式より)

★感想など
ウルリッヒ兄さま
これまたウルリッヒ兄さまの声は池田秀一。
シャアで有名。香港映画迷としてはジェット・リーの吹き替えと言った方が良いかな。
これから始まる大きな戦いの前の小話って感じで、主役が池田秀一だから結構観れてしまう一品。
でも領主さまの心意気は凄く良かったなあ。
今回の銀英の話と、先日観た「ショーシャンクの空に」がつまらなかった理由を考えてみた。
思うに私は希望を信じてそれに生き、主に最後にそれが花開くような話。
「グリーンマイル」とか「決断の3時10分」みたいなストーリーと
例えその先にどんな悲劇が待っていようとも、自分の信念を貫く人間が好きなんだなと実感した。
それにしてもこんなペースで、一体いつになったら銀英全話制覇が出来るんだろうか。
レレレの歴史がまた1ページ
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