「現代やくざ 人斬り与太」
1972年 日本 88分
■監督:
深作欣二
■出演:
菅原文太
安藤昇
渚まゆみ
小池朝雄
小林稔侍
地井武男
室田日出男
八名信夫
内田朝雄
待田京介
●あらすじ
深作欣二が石松愛弘とともに書いた脚本をもとにメガホンをとった任侠もので、「現代やくざ」シリーズの第六作目。
愚連隊のリーダー沖田勇が刑期を終えて出所、本拠地である川崎に戻ってきた。
すでに様子がすっかり変わっており、今では滝川組と矢頭組が敵対していた。
勇はかつての仲間たちを集め、二つの組を相手にしようと企む。
滝川組の子分たちを痛めつける勇たちだったが、逆に滝川組に襲われ負傷してしまう。
矢頭組は勇たちを取り込もうと画策、滝川組は関西の大和会と手を結んだ。
滝川組長を暗殺した矢頭組は、大和会と手を組んで滝川組を潰してしまおうと企む。
大和会は組織に反抗的な勇たちの抹殺を条件に、滝川組の申し出を受け入れることにする。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
「現代やくざ」シリーズは、そう言えば全然観てないなあ。
本作のきっかけは、「仁義の墓場」に連なる系譜だと思ったから。
その第一弾として観た本作は、かなりバイオレンスな作品だった。
しかし残虐な感じではなく、どちらかと言うと高校を卒業して愚連隊になった「ビー・バップ」な感じ。
観ている最中はそう感じていた。
そう考えると、東映にとってみればお手の物な作り方なんだな。
菅原文太の狂犬っぷりと、安藤昇の格好良さを感じる作品。
以外とオススメ。
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