「ハイパー・ウェポン/最終狙撃者」
原題:THE HARD WAY
1980年 伊 89分
■監督:
マイケル・ドライハースト
■出演:
パトリック・マクグーハン
リー・ヴァン・クリーフ
ドナル・マッキャン
エドナ・オブライエン
●あらすじ
カルト英国ドラマ『プリズナーNo.6』のパトリック・マクグーハンvs
マカロニ・ウエスタンの怪優リー・ヴァン・クリーフの対決を描いたハード・アクション。
スナイパーものの隠れた佳作として知られる。
コナーは標的を外したことのないスゴ腕の暗殺者。
今、彼は人の死に嫌気がさし、祖国アイルランドに戻って普通の暮らしをしようと願っていた。
彼のボスであるマクニールは、トップ暗殺者であるコナーにさらなる任務を命じる。
コナーは断るが、別居中の妻キャスリーンが脅迫を受けたことで渋々承知し、後に妻を逃亡させてから任務を放棄した。
マクニールは怒り、コナーを消そうと手下を動かす。
(ザ・シネマより)
★感想など
いやあ随分と退屈な作品だった。
言い方を変えると、渋すぎた大人のドラマ?
良く静と動と言う表現があるが、言うなれば本作は『静』しかない作品。
ラストの対決シーンまで静。
俺みたいなレレレ野郎には、ちと大人し過ぎる。
リー・ヴァン・クリーフ目当てで観たが、彼の役がいまいちわからんかった。
ボスなんだかどうだかも解らん上に、何故か最後は自らが戦ってしまう。
普通ボスって自分一人で戦ったりしないよねえ。
彼が何故あそこまで執拗に主人公に拘っていたのかもいまいち不明瞭な点だったし。
でもまあ世間の評価では結構高かったりするので、こういった作品もアリなんでしょう。
レレレ大好きなぼんくら野郎には向かないかも知れんが。
そう言えば一つだけ面白い点があったな。
それは主人公の名前が
ジョン・コナーな所!
奥さんの名前がサラだったら完璧だったね。
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