「野獣暁に死す」
原題：OGGI A ME, DOMANI A TE!
1968年 伊 95分
■監督：
トニーノ・チェルヴィ
■出演：
モンゴメリー・フォード
仲代達矢
バッド・スペンサー
ウィリアム・バーガー
●あらすじ
もともとは幼なじみだったが、いまや残虐非道な強盗団のボスとなり、
自分に無実の罪を着せたフェゴーに復讐するために、ビルは仲間を募った。
ナイフ使い、二挺拳銃使いなど名うての猛者を雇って、フェゴー率いる強盗団を次々と倒して行く。
怒り狂ったフェゴー一味を相手に、最後の決闘が始まった。
（洋画★シネフィルイマジカより）
★感想など
仲代達矢が出演している事で有名な、マカロニ・ウエスタンの一作。
マカロニの世界に日本人が混ざっている事は、多少の違和感は感じるが
仲代達矢の顔も結構濃いので、不思議な化学反応を起こしていて絶妙な感じである。
主演のモンゴメリー・フォードが勿論変名だが、この名前はジェンマのモンゴメリー・ウッドから取ったのだろうか？
話の方は、要は復讐が目的の「荒野の七人」みたいな感じ。
所で最近西部劇を観ていて、背景の街並みとか風景とかが気になっているんだが
本作はなんと街が出てこない！
なので町民も出てこない。
これは結構ビックリと言うか、新鮮と言えば新鮮だったなあ。
まあ低予算のせいでしょうが。
しかし仲代達矢は黒澤映画とかに出ているのに、マカロニ・ウエスタンに出演したり
香港映画に出演したりと、かなり素敵な日本人だなあ。
レレレ的にはおっかけるべき俳優なのかも？
