レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

星空の用心棒

2011年08月20日 14時16分26秒 | 西部劇

「星空の用心棒」
原題:I LUNGHI GIORNI DELLA VENDETTA
1967年 伊 125分
■監督:
 スタン・バンス
■出演:
 ジュリアーノ・ジェンマ
 フランシスコ・ラバル
 コンラード・サルマルティン
 ガブリエラ・ジョルジェリ

●あらすじ
策略による無実の罪で投獄され、テキサスの山中で重労働に就かされていた
テッド・バーネットが、看守の隙を見て脱獄する。
自分を陥れた悪徳保安官や大地主らへの復讐を果たすべく、
一味に単身、立ち向かっていった彼は…。
(洋画★シネフィル・イマジカより)

★感想など
上映時間が長い割には、全体の構成がしっかりとしていたせいで長さを感じなかった。
それは勿論、内容が面白いからと言うのもある。
ジェンマのキャラクターは終始明るくて、決して焦ったりしない。
それが例え絞首台の上でもだ。
ジェンマならではのアクションもたっぷりあり、他のマカロニとは一線を画しているのは
正に主演がジェンマだから。
マカロニとしては結構面白い部類に入ると思うが、一点だけ残念なのは
将軍と呼ばれているメキシコ人ボス役が、F・サンチョじゃないことくらいかな。
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セラフィム・フォールズ

2011年08月18日 22時00分34秒 | 西部劇

「セラフィム・フォールズ」
原題:SERAPHIM FALLS
2006年 米 115分
■監督:
 デヴィッド・フォン・アンケン
■出演:
 リーアム・ニーソン
 ピアース・ブロスナン
 マイケル・ウィンコット
 アンジェリカ・ヒューストン
 ザンダー・バークレイ

●あらすじ
南北戦争後を背景に、ただひたすらに逃走を続ける男と彼を執拗なまでに追跡する男の熾烈な攻防と、
次第に明らかとなっていく2人の関係をスリリングに描いた西部劇。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
全然、西部劇に見えない作品だったなあ。
背景とか服装。それに西部劇の街が出てこなかったのもあるかなあ。
勿論、ストーリーとしての西部劇も皆無。
これ普通に現代アクションと言っても通じる内容。
セガール辺りが出てそうな感じでね。
雪山が舞台の西部劇と言うのは、有名所で「殺しが静かにやって来る」とかあるけど
あれはしっかりマカロニしてた印象があるしなあ。
本作の二人の主演俳優の演技は良かったよ。
ピアース・ブロスナンが強すぎなのは笑ったが。
ただ、無駄な描写が多く冗長なのは否めない。
冒頭20分程度の追跡劇は、ほとんど「ランボー」と言えるが、つかみとしては全く問題ない程の面白さ。
しかしそこからが長い!
二人の過去に何があったのかまでが非常に長く、もう30分くらい削っても全然問題ないと思う。
ラストに登場する、水の番人もマダム・ルイーズもいらない。
そうすれば、かなりシンプルになって面白くなったと思うんだけどね。
まあ全然西部劇ではないので、むしろ「ランボー」タイプの作品好きな人向けかも。
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必殺の用心棒

2011年08月17日 21時49分03秒 | 西部劇

「必殺の用心棒」
原題:SUGAR COLT
1966年 伊/スペイン 97分
■監督:
 フランコ・ジラルディ
■出演:
 ハント・パワーズ
 ジュリアン・ラファティ
 ソルダード・ミランダ
 ジェームズ・パーカー
 ジャンヌ・オーク

●あらすじ
西部劇にスパイ映画的要素を組み込んだ異色マカロニウエスタン。
南北戦争が終わり、西部から故郷へと復員する途中の北軍兵士130人が突如失踪する。
調査に乗り出した老探偵は、数年前まで軍の情報部員だったシュガー・コルトに協力を依頼するが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
微妙な映画だったなあ。
異色と言えば異色だが、楽しいかどうかは別物。
主人公のキャラクターが変幻自在で、演じ分けも出来ているが、
演じている役者がどうにもパンチ不足な感は否めない。
ストーリーは結構奇をてらっているが、上手にまとまっていないのはマカロニの性か。
音楽も妙にヒーロー・チックにしているのが、逆に違和感を感じる。
しかし本作で唯一の救いとも言えるのが、ヒロイン(?)を演じたソルダード・ミランダの美しさである。
美少女と美女の中間辺り。
いや、美少女の面影を残した美女って感じかな。
ある種オードリー・ヘップバーンのような、妖精的な美しさには魅了された。
まあ、異色のマカロニが観たい人にはオススメかも?
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さいはての用心棒

2011年08月16日 23時44分09秒 | 西部劇

「さいはての用心棒」
原題:PER POCHI DOLLARI ANCORA
1966年 伊/仏/スペイン 96分
■監督:
 ジョルジオ・フェローニ
■出演:
 ジュリアーノ・ジェンマ
 ソフィー・ドゥーミエ
 ジャック・セルナス
 ホセ・カルヴォ
 ダン・ヴァディス

●あらすじ
南北戦争も終りに近づいたアメリカ。
南軍のゲーリー将校は、北軍の捕虜となったが炊事当番兵を殴りつけ営倉に入れられた。
その夜、ゲーリーが、コロラド地方に明るいのに目をつけた隊長は、
南軍の敗北を信じずにコロラド連隊が攻撃しようとしているユマ砦へ重大な伝達書を届ける
ルフェーブル大尉とピット軍曹の道案内をさせた。
翌日ゲーリー一行は出発した。
途中、彼らはリッグス団のユーコらに攻撃され、そのどさくさにピット軍曹は何者かに射殺された。
不審な挙動をみせるルフェーブル大尉を殴り倒し、ゲーリは伝達書を奪って逃げた。
(キネマ旬報映画データベースより)

★感想など
66年くらいだと、やっぱりあるねえ。リンチ・シーンが。
マカロニのリンチ・シーンって、どうにも好きになれない。
本作のリンチは、眼球を閉じることが出来なくしておいて太陽を見せ続けて失明させると言うもの。
確かにしばらくは盲目状態なのだが、突然何の説明もなく目が見えるようになっているのはご愛嬌か。
本作はエキストラの数も多く、街のセットも中々立派だが
とにかく画面に沢山映っているような感じなので、常に画面がごちゃごちゃしている印象が強かった。
映画自体のそんなに面白いわけではないし、ジュリアーノ・ジェンマの作品のなかでは凡作ではなかろうか。
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仮面ライダー対ショッカー

2011年08月16日 00時30分18秒 | 特撮

「仮面ライダー対ショッカー」
1972年 日本 33分
■監督:
 山田稔
■出演:
 佐々木剛
 藤岡弘
 小林昭二
 千葉治郎
 天本英世
 伊豆肇
 斉藤浩子

●あらすじ
『仮面ライダー』の劇場用作品。'72春東映まんがまつりで公開された一篇。
悪の組織ショッカーの死神博士は地質学者大道寺博士の開発した“人工重力装置GX”の設計図を狙う。
エリート怪人ザンジオー率いる怪人部隊は大道寺博士の娘・珠美を誘拐し、珠美の命と引き換えに設計図を要求してきた。
本郷猛と一文字隼人のダブルライダーの活躍やいかに!?
(東映チャンネルより)

★感想など
昔の映画って感じで、終わり方が唐突過ぎなのにビックリした。
死神博士との決着なんてさらさらないし。
まあTVシリーズ途中に作られた映画だからしょうがないが。
何を取り立ててどうと言う事はないんだが、まあ昭和のライダーが好きな方には。
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