雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

前空幕僚長国会参考人招致

2008-11-08 04:35:37 | 政治
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一躍有名になった前航空幕僚長の国会への参考人招致が11日に行われるようである。
問題は大きくなったが、ここまでくればもう少し突っ込んだ議論になればいいと思っている。

先日来見るようになった産経新聞は、多くの紙面を割いて詳細にこの問題を追っかけていて、
国会の参考人招致には積極的に応じたい』と語っているご本人との対談を詳細に報じている。

「日本が今まで相手の言い分にできるだけあわせて、相手がいえば、ちょっと譲歩してやろうとやってきた結果が、だんだん良くなっているかというとそうではないんではないかと。やはり国際社会の中で日本がきちんと主張していくことが、やはり長期的にみたら日本の国益にかなうことではないかな、と思います」

--政府の歴史認識が誤っていると思うか
「私は検証してしかるべきだと思います」

 --自分の考えが偏っているという風には思わないか
「私はさほど偏っているとは思っておりません」

-政府の見解とはあるいみ政治の決定ではないか
「それは、政治が決めたんですが、その村山談話なるものが、私は論文の中ではまったく触れていませんが、本当に検証されて、日本国民がみな納得できるものなのかは疑問があります」


この問題の端緒となった、田母神俊雄氏の論文にどんなことが書かれていたのか。
これについても論文要旨としてこのように紹介されている



日本の総理大臣はずっと自由民主党の総裁がその座を占めてきた。
その永い歴史の中で、ホンの一瞬、社会党の村山さんが総理の座についたのである。
そのとき語った個人の見解を『村山談話』として、その後の政府も正規に追認したのだと思う。

間違いなくそれは、『政府見解』として認められてはいるのだが、
それは『正規に検証されるべき』と言う意見をお持ちの方は、田母神さん以外にも
多いのだと思う。
私もそれに近い考え方である。
今の閣僚の中にも、自民党の中には沢山、ひょっとしたら民主党の中にもおられるのかも知れない。

そんな状況だから、今回の田母神さんの処分も、あれくらいのものになってしまったのだはないだろうか。
防衛大臣もハマコウさんの息子さんにしては歯切れが悪すぎると思ってしまう。

参考人招致の席上で、田母神さんが自説を曲げるとはとても思えない。
これは思想、考え方の問題であって、汚職などとは異質の問題である。
確かに、政府は困るであろうが、どんな結末になるのだろうか?

コメント
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