椿、辛夷、雪柳、下野、大手毬、白山吹その他。持て余していた花木の苗の移植先が決まった。
行き先はご町内のいちばん奥にできた「はなのひろば」である。
市有地の藪を山野草博士ご夫妻が切り開いた小さな「公園」だ。
森生はケチなので、剪定した花木の枝先を捨てられずに挿木をする。植える余地はもう無いのに挿木する。
この古い団地ではどのお宅も植木が大きくなり、苗といえども引き取ってはくれなくなった。
かといって後々が心配で、空き地ならどこに移植してもいいとはゆかない。
「はなのひろば」と周囲の山は、周辺の住民が勤労奉仕で整備するつもりだそうだ。
山野草博士ご夫妻は苗木の移植を歓迎してくれる。これで今年もまた、剪定した枝先を捨てられなくなった。
困ったけれど嬉しいね。
・・・余談ですが・・・
「はなのひろば」の周囲の山林は、団地を造成した不動産会社の所有地だ。
ひろば西、頭上の山林では、いま、県が杉檜を猛烈な勢いで伐採している。
これを「間伐」というそうだが、その作業は荒っぽく、胸が痛む。
110420B
でも、伐採した杉・檜は何かに使われるみたいですね。綺麗に山積みしてあります。
小鳥も来ますか?
「綺麗に山積み」してあるのは
住宅街の目の前 搬出が簡単にできる場所
しかも 太くて真っ直ぐで 市場価値がある材木に限ります
他の伐採した樹木は 「後は野となれ山となれ」
です
これは 間伐ではなく 乱伐です