林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

都知事戦線

2007-03-15 | 床屋放談

  御夫人

 いよいよ都知事選が始まる。今のところ候補者が4人いる。
共産党以外は応援団が面白そうではあるが.......。

 黒川紀章先生はニガテ。普通のことを難しく言うから。
私的空間と可変的公的空間とを仲介する壁面に於ける一般的には方形に切り取った穴、と言うから、何のこっちゃ?と思ったら、なあんだ「窓」のことでした。

 他人のお金で、自分の名声を上げるのが有名建築家。
先生にお金を出す人は皆偉い人ばかり。自分は賢いと思っている、または思わせている人々。先生に難しいことを言われても分かったフリをする。どうせ、自分のお金を使うのではないから、先生に仕事を発注する。先生の先駆的な建築の評判はますます上がるが、本当は鳶職が偉いのです。
 「新国立美術館」。見事です。でも、窓ガラス拭き、大変な経常経費です。オリンピック反対は、賛成です。

 奥様は若尾文子さん。大好きです。まさに大女優です。
先生はいつもケレン味たっぷりなのに対し、奥様は「大芝居が嫌いで自然体」。
今度の選挙では、先生の応援に大車輪になるかと期待していたら、ダメ。

 「口出しすることではありません。趣味は仕事という私を応援してくれてきた」

と言って、「セレブの資格」という赤毛芝居の主役を張られる。
若尾さんを只で拝めると期待していたのに残念ッ。
黒川先生なんか、どうでもよくなってしまった。泡沫ですな。

  背後霊

 このところ石原慎太郎都知事閣下は傲慢な態度や、子離れが出来ない親馬鹿振りに、悪評頻りである。少しは懲りているらしいく、目がヒクヒクしている。昔からだから、暴言は弱虫を隠す作戦かな? 祐ちゃんがタフガイでなかったように。
 都民や部下よりも可愛い子供達は、大人になっても誰も一本立ち出来ていない。お口ほどではなく、「人間教育」に失敗した。
 閣下のは病的。少年時代に何かあったようだ。傷を今でも引き摺っている。遅れてきたヒットラーになりそうで、怖いお方である。HPは大企業並みで立派です。

 閣下は障子破りの小説で世に出た。初めて都知事選に出馬した時に

 「かぐわしく、たおやかな小説を構想していたが、棚上げして知事になる」

と言っていたことを記憶している。いいじゃないですか。今度は四畳半障子の下貼りを貼って、代表作2作目にして下さい。芥川賞を取った後、難しいご本を書いて、賞を取ったようだ。でも、仮に文庫本になっても買いたかないね。
 閣下は2期で十分。そろそろ引き際ですよ。

 閣下と言えば、未だに背後霊の裕次郎。今度も応援に裕次郎軍団の残党が出陣するのだろうか? 平和な日本に今更「軍団」もないじゃないかェ?
閣下のHPは「宣戦布告」を公言して、恐ろしい。

  ふくろう(梟)

 浅野史郎慶応大学教授。
出馬表明と同時に悪いニュースです。週間新潮と文春が特集した。
新潮は「逮捕された当たり屋の甥」と「師匠は福祉の黒幕」。甥はどうでもいいが、師匠は気になるな。
文春は「前知事2大事件・黒い報告書」。ちょっと、拙いんじゃないの?
 先生のHPを読んだ。「夢らいん」とか「みやぎ」とか.....。大丈夫だろうか?
ご尊顔とは異なり、オトメチックであり、気味悪い。オートマチックに立候補しなかったのは、御身大切であって、使命感なぞはない。気味悪い。

 「みやぎ」県知事在任中に借金を激増させた由。政府の指示によるもので、消費してしまったものではなく、形で残っているので責任は無い、とのご回答。
責任は政府に預けてしまったのだ。形に残ってるから維持費管理費が必要になるのが分かってない。田中康夫先生のご意見を聞きたい「もんた」。

 先生はみの・もんた氏の「朝ズバッ」の常連。中身は浅いような深いような....。
要するに、この先生、よく分からない。
 もんた氏、どう出るか? ズバッとやってくれィ。

 共産党推薦の某氏。名前を思い出せない。足立区の区長経験者と聞いた。
森男はこのモッサリした某氏が案外いいのでは、と思っている。でも、名前を思い出せないようでは、共産党もペケである。
いつもながら、共産党は仲間内だけで盛り上がっているのだろう。

 以上、一応公平に、全部にケチを付けた。
選挙権も無いのに、お粗末な床屋政談でした。


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