この店は保谷偏屈さんが贔屓で、2爺には今回が2回目である。
店内は清潔。調度品は上等。
看板おばばは愛想が良く、入口の大鉢で泳ぐ出目金が増えたようだ。
TV出演が多いそうな孫成順店長が、厨房から挨拶に出てきた。
86・82・80歳になった3爺は元気ぶりを絶賛され、きまりが悪くむずむず。
でも悪い気はしないね、うふふ。
孫さんは働き盛り。
豚肉をハンバーグ状にした「獅子頭ランチ」は副菜が2品とスープ、少量のご飯。
最後に中華プリン。
趣味がいい和食器への盛り付けは侘び錆びの風情。だから味は淡泊。
分量もこのくらいがちょうどいい。
中華風これでもか感が全くなく、宮廷風なんだとか。
一人当たり1296円は手頃である。
醤油か味噌か昆布出汁をほんの少し加えれば、もっと深く丸い味になるだろう。
だがそうすると、中華料理が懐石料理に化けそうで、難しいところだ。
12時。会社員がどっと押し寄せて来た。
3爺は東京ミッドタウンを冷やかし、乃木坂駅から地下鉄で日比谷駅に移動。
有楽町駅前の東京交通会館へ向かった。
写真は、この店を紹介している「ぐるなび」さまから拝借しました。
吉祥文様の剪紙はこちらから。
180214
遠くまで出かけて、美術館。文化の香りに包まれて、さらに美食に現をぬかす。
あやかりたい。寒いをものともせずに、お元気なおじい様たち。
いいんです。元気がなにより。
いいじゃありませんか
これが最期の晩餐かもしれないから
と思って 張りきったのは午餐じゃなく 誤算でした
欲張って この後も あっちへ行ったり こっちへ来たりしたもんだから 脚が棒になり まだ日常生活に 支障が出ております
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