作業予定は園路の柵の修理。だがこれは先月終了した。
と、すると先月予定して実施しなかった面倒くさい道具の手入れかも、と思った。
だが、天気はいいし、1ヶ月ぶりだから、と森林公園へ。
指揮官は去年年末に退職したオーロラ君。
あちこちさすらって、また帰って来た。おじさんおばさんたち、歓迎。
午前中の作業は笹刈だった。背の高さもあるアズマネザサの幼生で、高さ4~50センチの細い笹を草刈鎌で刈る。
杜鵑(ほととぎす)、山百合、稚児百合、落葉広葉樹の実生は残せ、とのお達し。
中腰で、ちまちまと。これが大変な作業だった。
わが猫額亭の庭園なぞ、杜鵑や稚児百合は雑草扱いでだ。
毟っても毟っても生えてきて、時期が来れば花を付けるので。
あんな広く、ごちゃごちゃに生えている中で、草刈り鎌を使うのにはうんざりした。
本当は草刈鎌より柄の長い刈込み鋏でやった方がずっと楽。
植物の選定的刈込みにも都合が良いんだが.......。
鎌も、草刈用と笹刈用がある。
でも、久し振りの仲間たちと、汗をかくのが目的だから、逆らわないことにした。
2時間で、すっかりさっぱり。
木々の根元がくっきり見えるようになると、日本画になる。
昼飯はいつもの運動公園だった。
初夏の爽やかな風が吹いて、木の下は気持ちが良い。
お馴染の仲間の一人が畑で採れた胡瓜を糠漬けにしてどっさり持参。
他は話題を夫々どっさり持参。美味かったなあ。
午後はヒサカキの伐採。
大きな木でも幹の太さは直径5センチ以下の小物ばかりだ。
緩やかな斜面に茂って雑木林内を暗くしている。
伐採となると、雑木林班のおじさんおばさんは、俄然元気になる。
あっという間に、ヒサカキは皆伐。2時間で雑木林はすっかり明るくなった。
笹刈では保護した杜鵑や稚児百合を、みんなでさんざんに踏んづけちゃったけど......。
山野草班の優しいおじさんおばさんには申し訳ないが、まぁ、いいか。
明るくなれば、さまざまな山野草が復活してくるからね。
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