子どもの頃の大ご馳走は母が作る野菜炒めだった。
野菜は、噛むとベキベキ音がするじゃがいもに、玉葱、人参くらいしか入っていなかったと思う。
カレー粉をタップリふりかけて、出来上がりはまっ黄々色だった。
それにブルドックソースをかけて主菜にした。因みに副菜は、沢庵か梅干くらいに、時々胡瓜もみ。
あれから60年余。
じじぃは時々、母が作った野菜炒めに挑戦する。
といっても、ピーマンや舞茸やベーコンを加え、チューブ入りおろしにんにくも使う。
塩は母よりずっと少ないかもしれない。
手間隙かけて出来上がった野菜炒め。
煎り胡麻をかけ、ソースはかけずに食してみる。
........ あんまり美味くないんですね、これが。
何が足りないんだろう。いや、むしろ多過ぎるのかも。
あの頃、近所の小食堂の子が持ってくる、ジャムもバターも付けない食パン1枚だけも美味かった。
有名ホテルや百貨店の「誤表示」に憤慨する人々。見栄張っちゃって、おバカ丸出し。
131107
数十年前、祖母が作ってくれた じゃがいもの入った野菜炒めととても似ています。
誤表示… 味の違いはわからなくても 嘘はいただけないですね。
おふくろの味っていうんでしょうかね 日本の文化遺産です
あれを再現すれば ブランド食材のこだわり料理より 喜ばれる と思います
いや やっぱり無理かな?