12月23日は上皇さまのご誕生日でした。
上皇后さまのピアノ伴奏で、チェロを弾く上皇さまのお姿を、当日の報道で拝見。
新天皇陛下がビオラを演奏することは知っていましたが、吃驚しました。
森生はウクレレを始めて、ウロウロしていますが、流石、上皇さまです。
演奏された曲は、一瞬しか聞けませんでしたが、名曲「鳥の歌」のはずです。
巨匠パブロ・カザルスが、故郷スペイン・カタロニアの民謡を採譜し、編曲した曲です。
フランコ独裁政権に抵抗しアメリカ亡命中、国連で演奏し絶賛されました。
在位中、上皇さまは官邸の意向に反し、平和を祈るご行動を、婉曲に示し続けた。
そのように、森生は拝察しております。
普通なら、誕生日のような場合、サンサーンスの親しみやすい「白鳥」です。
それをわざわざ、メッセージ性が強い「鳥の歌」を選ばれました。
皇位を退いたいまも、姿勢は変わらず、誠に畏れ多くも有難いことです。
官邸に巣食うあの人の「積極的平和主義」は、単なるキャッチフレーズに過ぎません。
この曲はようつべに色々ありますが、チェロの伴奏によるものを選びました。
騒々しい世界です。耳を澄ましてお聴き下さいね。
鳥 の 歌
P・カザルスと、この「鳥の歌」が有名になった経緯は、こちらをどうぞ。
本当の「積極的平和主義」とは、こちらをお読みください。
191230
カザルス氏の「鳥の歌」はずいぶん昔、聞いたことがあります。
まだテープレコーダーの時代、FMを録音した覚えがあるけど。
「私の故郷では鳥はpeace peaceと鳴きます」は有名でした。
あの人は積極的平和主義を正反対に使ってる。
なるほどね。
リンクしたヨハン・ガルトゥング氏のインタビューは すとんと納得できますね
あの人が言う積極的平和主義は 官邸の役人たちが着目し あの人に振り付けたのでしょう
昔は派手なバイオリンが好きで 地味なチェロは陰気で嫌いでした
最近はチェロの方が 馴染めます