林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

山道をゆく

2019-12-18 | 高麗便り

晩秋の多峯主山に、昨日からまだおります。
山道は、根っこや石ころで躓きやすく、登ったり下ったりが大変。

追い越されたら追い抜く。それは一昔前のこと。
いまは誰にも「お先にどうぞ」の愛想の良さ。相手はみるみる遠ざかる。

左側急斜面の道では、足がよろよろ。平衡感覚が狂ってきた。
転落するわけがないのに、身体は自然に右側に傾いていました。

急な下り坂は、右目失明状態なので、高低差が掴めません。
尻が退け、太極拳のように慎重に足を下ろすので、股が悲鳴を上げます。

急な上り坂では顎が出る。
口から飛び出しそうな心臓を、飲み込み飲み込み、登りました。

山頂直下に、薄暗い雨乞池がある。
冷気が心地よく、あとひと踏ん張り、と汗を拭いました。

頂上ほか尾根筋から見えた広い山並みは、明日の記事にしますね。

191218



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2 コメント

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凝灰岩? (森生)
2019-12-18 21:09:59
toboketaGさま
いらっしゃいませ
冒頭から騙してごめんなさいね
石灰岩にしては茶色過ぎませんか
それに凄く固いです
この山の北にある日和田山の岩は凝灰岩と聞いたことがありますが 自信がありません ただ多峯主山より脆いです
タモリ氏に判定して頂きたいです
低山ですが変化があり 眺望もいい山です
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Unknown (toboketaG)
2019-12-18 19:55:39
こんばんは。
冒頭の写真が素晴らしいです。新雪に輝く北アルプスの上空からの写真かと思いました。石灰岩と思われる岩の露出した登山道はよく遭遇します。この角度から切り取るセンスに感服しました。
この山はお住いの近くにあるのですか? 晩秋の心地良い山道ですね。
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