朝から晴天で気持ちがいいので、早めに集合場所に着いた。
凡そ30人程集まった中で、古株は3人だけ。他は1、2年生か新人ばかりだった。
ボランティアも世代交代なのか。......悲しいね。
ラジオ体操第一を済ませ、現場に向かう。
作業場所はいつもの山野草園ではなく、運動公園の北、密林化した竹林の伐採作業だ。
付近の通路には、猪ト衝突シナイヨウニ、という標識がある。
この標識ではヒトが猪に勝ってはいるが、怖い。
若い職員さんの作業の説明に対し、半数以上の新人さんから、疑問質問提案続出。
若いおじ(ぃ)さんはまだ生真面目なのだ。
まず、竹を4mの長さに切る、と聞いただけで、物差しが無いじゃないか、とか、この立て込んだ密林内でそんな作業が可能か、とか青年の先回をりする。
そいう人、キャリアの役人だったのかい? 林の中はアバウトでいいんです。別に半導体工場じゃないんだから。
作業の手順についても、つべこべがたがたと、異論疑問提案が煩いこと。
確かに、3人1組になり、一本の竹の伐採、搬出、解体、整理、積み上げ等を全部やるより、新入さんのいうとおり、作業ごとに分業化フォードシステム化する方が能率がいい。
しかし、普段遠慮勝ちの青年は、新しい人たちにも色んな作業を体験して欲しい、とご尤も至極なお考え。しまいには、とにかくやってみて下さいね、とねばる。
まぁ、いいんじゃないの、早く始めようよ、という古狸たちの助け舟で、作業は開始。
当然、作業は入り乱れ、ごちゃごちゃ。急拵えの各々3人組は発展的解散状態に。
だがしかし、そこは人生60年以上だ。自然に作業は分業化し、開始後1時間経ってもなんら問題は無くすいすい進み、森生はついてゆくのによたよた。
そして3時。伐採して4m「程度」にした竹竿と、「解体した」枝葉は、山盛りになった。
作業した真竹の密林はまだとば口。雀蜂の巣を発見し、入れない場所もあった。
来月も同じ作業、とか。......うへぇ~、だね。
朝は爽快だったが、日中はとにかく暑かった。
世代交代は必然かも。ふう......。
作業中は追いまくられて、写真撮ってる余裕がありませんでしたので.......。
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