柳原良平さんが亡くなった。
柳原さんは、3等身おじさんアンクル・トリスの生みの親である。
また船おたくで、横浜港が見える丘に移住した。
船会社から船長の制服一式を贈られているイラストレーターだった。
柳原さんは昔、開高健や山口瞳と組み、洋酒の寿屋つまりサントリーの仕事で一世を風靡した。
最近、柳原さんの仕事を拝見することが無い。
森生は43年前に無理して、豪華本「船の本」全4冊を購入している。
4冊は今では珍しい箱入り本で、本を挿入するところは横ではない。
横からだと水が入り沈没する恐れがあるので上にしたそうだ。
本には船の絵が盛り沢山の観艦式。
見るだけでも楽しく、今、断捨離断行期だが、この本は最期まで持っているつもりだ。
始めの絵葉書は、横浜港に係留した練習船日本丸の隣の売店で、10年前に買った。
もっと欲しかったけれど、これ1種類しかなかった。
横浜市は種類を増やして欲しい。そうしたら全部買い占めてやる。
柳原良平さん、享年84歳。
彼岸に渡る船は豪華客船だろうか。
それとも洒落たヨットか、渋いタグボートか。
BON VOYAGE!
アンクル・トリスのイラストは、もちろん柳原良平さんです。
柳原良平公式サイトはこちらをどうぞ。
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いいねー、うらやましいねー。
えへへ
木に登っちゃおうかな