切手の領土問題

６月に発売即売り切れたはずの「ふるさと心の風景第７集」切手が、まだ売られていた。
窓口嬢に聞くと、「売り切れではなく、本社指示で販売を中止し、改訂版を新たに発売した」、のだそうだ。
領土問題があったらしい。

このことについて、インターネットで郵便会社が説明しているが、意味がよく分らない。
それで幾つかのブログ記事を読むと、牧場風景右上青空に加えた北海道の地図に、国後択捉島などが欠落していることを誰かに指摘されたため、販売を中止したらしい。

森生が購入した改訂版には、国後択捉島どころか北海道さえ消えいた。
「柳腰外交」を標榜する赤い妖怪菅防長官が内々に手を回したか、事勿れ郵便会社が「自己規制」したのであろう。
日本の切手を独占販売する郵便会社幹部たちには領土問題なぞ始めからどうでも良かったのだ。
こんなザマでは、沖縄奄美諸島・対馬・小笠原諸島まで、近いうちに強請りの対象にされるだろう。

ロシアのメド大統領が国後島を訪問した。これは電撃訪問ではなく公表されていた予定の訪問である。
菅首相が「大変遺憾」と衆院予算委員会で虚ろに答え、センセイたちがゲラゲラ笑っているのをＴＶで見た。
横浜ＡＰＥＣではメドに「会わせて頂き」、卑屈に笑いながらロシアへの「協力と支援」を申し出るのだろうよ。

政府はこれから、「冷静に慎重にロシアの出方を分析し適切な対応をする」、んだとさ。
９月の胡・メド示し合わせ会談以後、日本政府は一体全体何をしていたのか。小沢対策で頭が一杯だったのだ。
菅の無能無責任は民主党が政権を取ったときから明白だった。
大変遺憾でアル。

ふるさと心の風景の原画は原田泰治さんです。
写真に入れ忘れた第６集は、全国「祭りの風景」です。

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