1972年の前作“メイン・ストリートのならず者”と比べると明らかに制作の方向性が違うように感じる。
もちろん、SILVER TRAINやSTAR STARなどお馴染みのロック・ナンバーもあるのだが、各楽曲がメロディアスなポップ寄りになり、ブルースのサウンドが後退したように感じる。
すでにストーンズ・レーベルから2枚のアルバムを出し、3枚目はいつものロックやブルージーな曲だけでなく時代に合わせて少し変化をつけ、バラエティーさを出したかったのかもしれない。
以前からのファンであれば、このアルバムの印象は少し軟弱と感じるのかもしれないが、シングルの“悲しみのアンジー”を聴いてこのアルバムたどり着いた人であれば、また違った印象を受ける。
アルバムとシングルが全米1を記録し、多くの新しいアメリカのファンを獲得したことは、その後のアルバムの売上にも貢献し、ストーンズとしては、してやったりのアルバムではなかったのではないか。
The Rolling Stones - Angie [Official]
もちろん、SILVER TRAINやSTAR STARなどお馴染みのロック・ナンバーもあるのだが、各楽曲がメロディアスなポップ寄りになり、ブルースのサウンドが後退したように感じる。
すでにストーンズ・レーベルから2枚のアルバムを出し、3枚目はいつものロックやブルージーな曲だけでなく時代に合わせて少し変化をつけ、バラエティーさを出したかったのかもしれない。
以前からのファンであれば、このアルバムの印象は少し軟弱と感じるのかもしれないが、シングルの“悲しみのアンジー”を聴いてこのアルバムたどり着いた人であれば、また違った印象を受ける。
アルバムとシングルが全米1を記録し、多くの新しいアメリカのファンを獲得したことは、その後のアルバムの売上にも貢献し、ストーンズとしては、してやったりのアルバムではなかったのではないか。
The Rolling Stones - Angie [Official]