CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

Born To Be Easy 原付Rider

2019年08月17日 | AMERICAN ROCK/POPS

映画俳優のピーター・フォンダ氏がお亡くなりに。享年79歳。 

日本ではレナウンのCMに登場して打て、その格好良さに人気があった。 

出世作はもちろん1969年のイージー・ライダーで、60年代当時はまだ小学生だったのでこの映画をオン・タイムでは見てはいなかったのだが、のちにテレビのロード・ショーなんかでオンエヤーされた時に見た様な記憶がある。 

ハーレーの改造チョッパーでアメリカの人気のない荒涼とした大地に敷設された道路を自由気ままに駆け抜けて行ったのが非常に印象的だった。 

大型バイクは一旦走り出すと安定感はあるらしいが、低速になるとその重量故に手慣れた人でないとそう簡単に扱える代物ではない 。 

私の場合、 二輪車デビューは働き始めて出た給料で買った原付スクーター、ホンダのタクトであった。 

丁度スクーターが流行りだした頃で、スズキからはジェンマ、ヤマハからはベルーガなども発売され、当時は原付の場合ヘルメット着用の義務はなかったしクラッチ操作不要で使い勝手がよく、自転車感覚で結構近所を走り回っていた。 

しかし新米サラリーマンから数年経つと仕事のボリュームが増えだすようになり、次第に原付にまたがる時間もなくなり数年後廃車。 

遂にご近所彷徨のイージー原付ライダーは終焉を迎えたのであった。 

本家のイージー・ライダーとはスケールが違いしょぼかったのではあるが、まあヘルメットなしの運転は風を感じて大変心地よかった。 

イージー・ライダーの映画となるとサントラの存在がある。 

我が家にも一枚。 

(英国盤仕様のジャケ、Simply Vinyl社からの比較的新しい再発盤)

(The Weightはザ・バンドの曲であるが、サントラ盤制作に置いて著作権の関係でオリジナルの音源は収録出来なかった都合、Smithというバンドがカバーしたのが当LPに収録されている。ザ・バンドの演奏を真似たカバーなので違和感はさほど感じられない)

ステッペンウルフ、ジミヘンにバーズらの曲が使用されていて、特にステッペンウルフのBorn To Be Wildなんかは聴いていてこの映画にぴったりの雰囲気。Born To Be Easy Riderと変えてもおかしくない。 

改めて聴いて、映画だけでなくイージー原付ライダーの時代を懐かしむ。 

ピーターさん、RIP。