1976年の2枚組大作、Blue Moves以降ヒット・チャート的には低迷を続けていたエルトン。
しかしながら1982年の通算16枚目のスタジオ・アルバム、Jump Up!で少しばかり調子を取り戻したかなって印象。
(ゲートホールド・ジャケ表)
(ゲートホールド・ジャケ裏)
ヒット・シングルのBlue Eyesを始め、ジョンレノンの死を追悼したEmpty Garden(Hey Hey Johnny)や第一次大戦の戦争映画、西部戦線異常を歌ったAll Quiet On The Western Frontなどじっくりと聴かせる曲や、前作Foxでの翳りのあるヨーロッパ調のイメージをとは正反対の明るいジャンプ・ナンバーも収録されている。
(ゲートホールド・ジャケの内側、その1)
(ゲートホールド・ジャケの内側、その2)
このレコード、丁度翌年にシンガポールに仕事の関係で移住した時に現地のショップで買ったもの。
今一度ジャケを手に取ると当時の若き日の懐かしい思い出が色々蘇る。
(レコードにスタンプされたマトリックス・ナンバーから、プレスは英国でもシンガポールでもなく、多分ヨーロッパでまとめてプレスされ世界各国に輸出され、ジャケは現地のシンガポール、マレーシアもしくは香港で印刷されたものだと推測する。)
こちらは歳をバンバンとっていくのに、レコードはあの時のまま。