シンガー・ソング・ライターのダン・フォーゲルバーグがジャズ・フュージョン系フルート奏者のティム・ワイズバーグとコラボしてアルバムを制作。
それが1978年に出たTwin Sons Of Different Mothers。
母親が違えばツインとは言えないが、ツインと言ってもいいほどお互いの共通点が多く見受けられたのかもね。
それとも単に苗字のBerg繋がりでコンビを結成したのだろうか...
フルートの味付けによって今までのフォーク・ロック路線とは一味違うサラッとした感じのスタイリッシュな作品に仕上がった。
目先が変わったことによる新鮮さが受け入れられたのか大ヒットし、全米8位まで上昇。
それから17年後の1995年、突如コラボ第二弾、No Resemblance Whatsoverが登場。
17年が過ぎて、結局似てるところ一切なしの結論に至る。
二番煎じと捉えられたのか、前作と比べるとそれほど話題に登らずチャート・インはしなかったが前作同様上品なアルバムに仕上がった。
この二作連続で聴けば彼らの創り出すリラックスした世界をより堪能できる。