本日はレオ・セイヤーの1973年のデビュー・アルバム、Silverbird。
彼の初期の代名詞とでも言える全英2位を獲得したShow Must Go Onが収録されている。
まだアメリカではレオ・セイヤーのことがよく知られていなかったのか、スリー・ドッグ・ナイトがその翌年出したアルバム、Hard Labourに収録されたカバー盤がよく売れた。
一聴して彼の声の出す範囲にびっくりしたがその歌いっぷりにかなりの個性が溢れ、デビュー・アルバムでは好き嫌いがハッキリ分かれるアーティストかな?と当時感じた。
新人故注目を集めるための道化師の装束でデビューしたが、思い切って道化師と訣別し歌唱力に重点をおいてアルバム制作を重ねるうちにより洗練された味わいが、アメリカでの大きな成功につながったのかな?
道化師のイメージはより暗さを感じさせるようで失敗だったと思うのだが...
アメリカはワーナーからの発売だった。