CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

週末の夜はゴージャスに

2022年02月19日 | JAZZ・FUSION

オミクロン株の猛威を避けるべく、週末の夜は自宅に閉じこもり好きな音楽をアレコレとランダムに聴いていくのが一番。

とは言え、隣の雑音が聞こえる鰻の寝床のような集合住宅故、夜が更けゆくに従って音量は絞りざる得ない。

そんな中リラックスしてゴージャスなサウンドを味わうとすればこれかな?

ウェス・モンゴメリーが1964年にヴァーブ・レーベルに移籍後の第一弾、Movin’ Wesですかね。

10数名のバック・バンドを従えたリッチで厚みのある演奏に特徴のあるオクターブ奏法が浮かび上がる。

プロデューサーは後にポップよりのJazzを提供するCTIレーベルを立ち上げた敏腕プロデューサーのクリード・テイラー。

尖ったJazzではなく柔らかみがあってリラックス〜

一曲目のキャラバン中々よろしおます。


困った時の神頼みだけじゃダメですかね?

2022年02月19日 | BRITISH ROCK

日本には神社、仏閣にその他宗教関連の施設が全国津々浦々に存在する。

それじゃ日本人って信仰深いかと問われると、全ての人々がそうであるとは限らない。

お正月には多くの人々が神社仏閣を訪れるが、何か御利益があるかも知れないとあまり深く考えないで右に倣えとばかりに訪れる私の様な人々が多いのでは…

ほとんどはそうシリアスには宗教に関わっていないと思う。

ところが西洋などでは宗教的な思考がかなり生活に溶け込んでいることが多いし、その是是非はさて置き宗教的な考え方が政治に絡んでくる場合も多い。

本日はアイルランド出身の孤高のシンガー・ソング・ライター、ヴァン・モリソンでも。

彼が1989年に発売した久々のヒット・アルバム、Avalon Sunsetでも。

曲のタイトルを見るだけでも、GodやAngelなる言葉が登場し何やら宗教臭い感じがする。

日本のポップ・ソングでお釈迦様が登場することはまず無いだろう。

一曲目のクリフ・リチャードがゲストでボーカルを担当する注目曲、Whenever God shines his lightでは神の照らす光で真に開眼するって歌っている。

そしてロッド・スチュワートのカバーでも有名だったバラッド、Have I Told You Latelyはこちらが本家で、ヴァンの特徴ある声色でしっとりと歌い上げられている。

歌詞を見ると、今幸せに暮らせるのは神のおかげでなのでと感謝し祈りを捧げなければ(We should give thanks and pray to the one)ってサラリと歌っている。

やっぱり真に信ずる者は救われるって事ですかね。