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もう何年前になるだろうか私の卒業。
旅発ち、懐かしい弥生の想いで、いつもこの3月に夢見るあの瞬間。
卒業につきものの別れ、人にはいろんな別れがあるけれど、一番悲しいのは肉親との別れ。
一言でもいい、対話をして別れるならいいけど、
その一言を話さないで別れる辛さ、悲しさ、後悔ほど哀しいものはない。
この繫がりの薄い時代だからこそ、
一期一会で出会った人でも、最期には一言話して、
我が心に一輪の心を残したいものである。
人でありたいから。
別れとは
別れの季節である
すべてのもの訪れる別れ
ある意味で
神が平等に作ったのがこの別れかも知れない
別れ
いろんな別れがあるけれど
いかなる訳があっても
一言何もない別れほど悲しいものはない
言葉は
神が人に与えた手法
その言葉が巧く機能しなくなった現代
無造作に捨てられる
別れ
人はいつから一言添える事を忘れたのだろう
忙しい
そんな暇はない
切り捨てられる言葉
哀しい
余りに切ない
・・・
いま別れの時になって
改めて考えさせられる言葉
別れ
本来ある意味で哀しい言葉だけど
一言前菜を添える事で
心に残る別れ
人の別れとは
いかなる時でもそうありたい。
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